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あの人気ドラマにもたくさんの出演者が…
I miss 歌舞伎!
「やられたらやり返す、倍返しだ!」の決め台詞で日本列島を沸かせた大ヒットドラマ「半沢直樹」。このドラマにたくさんの歌舞伎俳優が出演していたことは皆さんご存じですよね?「お、し、ま、い、DEATH!」や「頭取チンヴォツッ(沈没)」など数々の名言(?)を残した大和田常務(香川照之/市川中車さん)や、終盤で半沢と共闘するという胸アツな展開を見せた国税局の黒崎(片岡愛之助さん)、前半戦を盛り上げた伊佐山(市川猿之助さん)、スパイラルの瀬名社長(尾上松也さん)など、歌舞伎界でも人気の役者さんが大活躍!
毎週繰り広げられる顔芸合戦を見て気になりませんでしたか?
そう、歌舞伎、カ・ブ・キのこと!!
前置きが長くなりましたが、今回は私の大好きな歌舞伎についてお話しさせてください。
1.大阪で歌舞伎を見るなら「大阪松竹座」
関西で歌舞伎を見られる劇場の一つが大阪難波にある大阪松竹座。
難波に来て初めて見た“ザ・大阪”なこの街並みの衝撃は今でも忘れません。
今はコロナの影響でなかなか公演がままならず、寂しい限りですが、ここ大阪松竹座では1年を通してたくさんの歌舞伎公演が行われています。
とりわけ毎年の恒例行事として親しまれているのが「七月大歌舞伎」の前に行われる「船乗り込み」。歌舞伎俳優の皆さんが浴衣姿で船に乗って道頓堀川を巡る水都大阪らしいイベントです。この船には抽選で選ばれた一般の方も乗り込むことができるんですよ!(とても狭き門で、私は一度も当選したことがありません…涙)
夏の暑い時期の公演ですが、 大大大ファンの“にざさま”こと片岡仁左衛門さんを関西で見られる数少ないチャンスなので、毎年楽しみにしています。
2.観劇でさりげなく「推し」をアピール
先ほど片岡仁左衛門さんのファンというお話をしましたが、歌舞伎を楽しむ入り口の一つは「推し」をつくることだと思います。それらしい言い方をするなら贔屓ですね!例えば、着物を着て観劇するファンの中には、贔屓の役者さんの紋やその日の演目にちなんだモチーフや柄、を取り入れる人もいます。
着物はちょっと上級者向けですが、もっと気軽に客席からアピールできる方法があるんです。
それは……手ぬぐい!
「に」「ざ」の文字に松嶋屋(片岡仁左衛門家)の紋である銀杏が入っています
古くは江戸時代、歌舞伎俳優の名刺代わりに使われていた手ぬぐい。今でも贔屓筋や客に手ぬぐいを配る習慣が残っていて、それを観劇の際にお膝にかけておくと、舞台の役者さんから見えるとかなんとか…。アイドルのコンサートの応援うちわや、スポーツ観戦のときに使う応援タオルに似ていませんか?
かくいう私も1階席で観劇できるときは必ず手ぬぐい持参でアピールしています!
というわけで、今回は私なりの歌舞伎の楽しみ方を少しご紹介させていただきました。
今まで通りとはいきませんが、早くたくさんの公演が見られることを祈って…
Love KABUKI♡
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