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ほたるまち周辺 ちょっと「涼」を求めてブラリ散歩
大阪城の側を流れ、天神祭が行われる大川の中洲。美しい外観の大阪市中央公会堂、春と秋にバラが咲く中之島公園、話題の美術館と観光スポットが多数あるのが中之島です。
大川から中之島を挟んで南北に分かれる川はそれぞれ堂島川と土佐堀川と呼ばれます。夏を迎えたある日、堂島川の川下にある「ほたるまち」周辺を歩いてみると、気取らない穏やかな時間を過ごせました。
■老舗和菓子屋の夏メニュー 出入橋きんつば屋の氷ミルク
JR大阪駅とJR福島駅の中間、出入橋のすぐ近くにある「出入橋きんつば屋」。皮はモチモチ、あんこぎっしりの小ぶりなきんつばを求めて絶え間なくお客さんが訪れます。
国道2号沿いに大きく書かれた店名が目印
人気のきんつばは1個から買えて、箱入りは10個から販売です
店名にもあるとおり「きんつば」専門店かと思えば、ところ天やあんみつなどの甘味をイートインできます。今回は夏の定番、かき氷を食べました。
たっぷりのミルクがかかった氷ミルク
マンガに出てくる山盛りごはん並みの氷の山をシャクシャクとスプーンで崩しながら口へ運ぶと、甘いミルクと冷たい氷が暑さでつかれた体を癒やしてくれます。かき氷のメニューは「氷みぞれ」「氷ミルク」「氷金時」「氷ミルク金時」の4種類。シンプルだけど、夏を楽しむ一品です。
■堂島川の川辺を散歩 人気のスポットへ道案内
お腹が満たされたので、腹ごなしに堂島川の川辺を歩きましょう。
国道2号となにわ筋が交わる浄正橋交差点から堂島川に向かう途中、大阪中之島美術館への道を聞かれました(昔からよく道を聞かれる)。
JR福島駅(環状線)の南側でJR新福島駅(東西線)2番出口の前にある浄正橋交差点
「そこの橋を渡って左に曲がり、次の信号の角に大阪中之島美術館はありますよ」
今年オープンした中之島の新名所である大阪中之島美術館の前にあるのは「田蓑橋(たみのばし)」。
なにわ筋が通る「玉江橋」は「田蓑橋」の西側(川下)にあたります。
素人にはどちらも見た目が似た橋なので、初めて来た人には道順が難しいかもしれないですね。
玉江橋南詰交差点を東へ進むと
田蓑橋南詰交差点の中之島美術館に到着
玉江橋~田蓑橋間の堂島川の川辺は南北ともに遊歩道が整備されており、人も少なくて、散歩やランニングに適した場所です。
南側の歩道の幅は広くないですが、3人ぐらいは余裕で通れます
「福島浜緑道」と名付けられた北側の歩道
田蓑橋北詰交差点の前に竹の囲いと「蛸の松」と書いた石碑がありました。
江戸時代に堂島川のほとりに植えられた松の中で、枝振りが蛸の泳ぐ姿に似ていたものがあり、「蛸の松」と呼ばれたそうです。明治時代の終わりごろに枯死したものを今の場所に再現されています。
今と昔では方法が異なるけど、水都・大阪を親しむ心は通じるものがあるのかもしれませんね。
中之島に建ち並ぶ蔵屋敷の白壁と川の流れに写る松の景色を楽しんだ名残
■落ち着いた空間に優しい甘味で一息 Mamezo&Cafe
今の時季は気温も湿度も高めで、午後の散歩には休憩が不可欠です(私の中では)。
川沿いにある堂島クロスウォーク内のMamezo&Cafeへ。
初めて訪れましたが、大きめのテーブルと4人がけテーブル数台があり、全体的に静かで落ち着いた雰囲気で居心地の良い店内です。
今回、注文したのは「わらび餅ふぉんでゅセット」
わらび餅にはきなこがまぶしてあり、黒蜜・抹茶蜜・豆乳生クリームつきです。
セットの飲み物はコーヒー・紅茶・黒豆茶から選べます
わらび餅はモチモチで弾力があり、きなことだけでも十分おいしいです。
トッピングのソースたちで味変してみると、黒蜜・抹茶ソースはたっぷりつけて、それぞれの味が口いっぱいに広がります。
豆乳生クリームはさっぱりヘルシー。きなこも豆乳も原料は同じなので相性良し!
きなこわらび餅+黒蜜+豆乳クリームの合わせ技で完食しました。
黒蜜をたっぷりつけて「いただきます」
プリンや大福、ソフトクリームなどのスイーツのほか、
モーニングやごはんメニューもあるので食事で訪れるものいいかもしれませんね。
Mamezo&Cafe 中之島店
http://www.mamezo.co.jp/index.html
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