箕面萱野駅の1番ホームに停車する北大阪急行の「四季彩もみじ号」

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新ターミナルの箕面萱野駅は見晴らしの良い高架駅

大阪メトロ御堂筋線が直通運転している北大阪急行電鉄が、千里中央駅から北へ2.5㌔延伸し、2024年3月23日、新しいターミナルとなる箕面萱野駅と、途中駅の箕面船場阪大前駅の2駅が開業した。
千里中央駅(豊中市)から箕面船場阪大前駅までは地下トンネルで、同駅から箕面萱野駅までは地上に出て、国道171号の上をまたぐ高架となっている。

箕面の山をバックに発車を待つ北大阪急行の車両(箕面萱野駅で)

梅田から25分の箕面萱野駅は、木の素材を生かしたデザインの高架駅で、箕面の山並みを望め、見晴らしが抜群。ショッピングモール「みのおキューズモール」に直結しており、開業に合わせて、飲食店・雑貨店など31店舗が入る「ステーション棟」が新たにオープン。

商業施設「みのおキューズモール」と直結している箕面萱野駅の北改札口
高架の箕面萱野駅とバスターミナル

ターミナル駅のにぎわいを創出している。駅から、勝ちダルマで知られる勝尾寺への直行バスも土休日4本(平日2本)、運行を開始した。

歴史を持つ地名「船場」を冠した箕面船場阪大前駅周辺は文化ゾーン

途中駅の箕面船場阪大前駅は、阪大外国語学部や市立文化芸能劇場、市立船場図書館の最寄り駅。1970年代に、大阪市中央区船場から繊維卸商が200社以上集団移転してきたことから「船場」の地名がある。

箕面船場阪大前の改札口の照明は円形が重なったデザイン

改札階の地下3階から地上2階まで吹き抜けを一気に上がるエスカレーターや、円形が重なったデザインの改札口照明がスタイリッシュだ。
ちなみに、駅名「箕面船場阪大前」をかなで書くと12文字で、御堂筋線の電車が走る駅では「西中島南方」の11文字を超えて最長となった(大阪メトロの駅では「天神橋筋六丁目」と「四天王寺前夕陽ケ丘」の14文字が最長)。

箕面船場阪大前駅の駅名表示。御堂筋線が乗り入れる駅の名前では一番長い

一方、万博以来54年間ターミナル駅だった千里中央駅は、1番ホームが梅田方面行き、2番ホームが箕面方面行き固定の「通過駅」になった。箕面市域からのバス路線が箕面萱野駅行きにシフトしたため、乗降客は20%~30%減る見通し。

万博と因縁の深い北大阪急行

1番ホームが梅田方面行き、2番ホームが箕面方面行きの固定になった千里中央駅

北大阪急行は、1970年大阪万博の開幕に合わせ、竹林を切り開いて江坂駅~万博中央口駅間で開通。万博会場へのアクセス交通だった。閉幕後、千里中央駅が終点となり、千里ニュータウンの発展を担った。
箕面市は、万博当時から市域への「延伸」を構想。1989年に国の運輸政策審議会答申に盛り込まれ、大阪府が2014年、大阪モノレール延伸▽なにわ筋線▽新大阪梅田連絡線と並ぶ「戦略4路線」に位置付けて弾みが付き、2016年に着工された。総工費811億円。しかし開業予定は3年延期され、「大阪・関西万博」の前年にようやく開通した。

箕面方面へ続くトンネルを千里中央駅から望む

沿線にはタワーマンションが数棟新築中で、南は関西国際空港までの新しい大阪の南北軸として、経済効果も期待されている。

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