万博教室in近畿大学に行ってきた！海外パビリオンを学べるセミナーイベント

2025年大阪・関西万博まであと300日を切り、一段と盛り上がりを見せてきています。万博会場の展示施設、パビリオンの情報も次々と発表されており、中でも注目の海外パビリオンの参加者からの情報も増えてきました。
それに合わせて、各所で海外パビリオンの内容やテーマについて知れるイベントも開催されているんですよ。今回は、オランダ・イギリスの2か国が参加した「万博教室in近畿大学」のイベントレポートをお届けします♪

海外パビリオンについて知れる「万博教室in近畿大学」

大阪・関西万博開催と同じ2025年に創立100年を迎える、西日本最大級の総合大学「近畿大学」で行われた、第一回目の万博教室。万博の情報や各国パビリオンの内容をセミナー形式で学べる場となっており、近畿大学の学生や一般の参加者が集まっていました。

2025年日本国際博覧会協会・副会長のウスビ・サコ氏による基調講演をはじめ、海外パビリオンの紹介としては、オランダ王国総領事のマーク・カウパース氏、英国総領事のキャロリン・デービットソン氏が登壇。両国の課題や取り組み、パビリオンのテーマなどをスライドショーや動画を用いて説明されました。オランダはミッフィー、イギリスはパディントンといった、両国で生まれたキャラクターもスクリーン上に登場し会場が和みました。

オランダ王国総領事のマーク・カウパース氏による講演

英国総領事のキャロリン・デービットソン氏による講演

最も印象的だったのは、両国とも世界中の人たちと共に人類の課題解決を考えたいと万博の目的を強くアピールされていたこと。そのうえで、パビリオンでは自国の文化や歴史、課題解決への取り組みを知ってほしい、多くの日本人・外国人がパビリオンに訪れてほしいと主張されていました。

AI多言語同時通訳技術をお披露目！

海外からの登壇者がメインとなっていた今回のイベント。実は、TOPPANホールディングスが提供する多言語同時通訳配信システムの実証実験が行われていたんです！
これは登壇者の発話内容をAIが自動同時通訳し、会場スクリーンや参加者のスマートフォンに字幕表示するシステム。自動で翻訳されるなんて、最先端の優れた技術ですね！

スクリーン上部に英語と日本語の字幕が表示されている

二次元コードを読み込むとスマートフォンに翻訳の字幕が流れる

万博教室の講演はほぼ英語だったため、この翻訳ツールがとても役に立ちました。2025年大阪・関西万博の会期中のサービスで活用されるそうですが、大活躍すること間違いなしです。

トークセッションやミャクミャクとの記念撮影も

海外パビリオンの紹介の後は、博覧会協会副会長のウスビ・サコ氏、オランダ・イギリス総領事によるトークセッションも開催されました。

協会副会長のウスビ・サコ氏、オランダ・イギリス総領事によるトークセッション

またセミナー終盤には、大阪・関西万博の公式マスコットキャラクターのミャクミャクも登場！登壇者とのフォトセッションのほか、セミナー参加者とも一緒に記念撮影ができるブースも設けられていました。動いているミャクミャクはとてもキュートで親しみやすい雰囲気でした♪

万博や参加国について学べる「万博教室in近畿大学」は、今後も2～3か月に一度のペースで開催される予定だそう。外国の総領事の話を聞くことは滅多にないことですし、2025年大阪・関西万博を身近に感じられる貴重なチャンスです！ぜひ参加してみてくださいね。

海外パビリオン参加の3か国が登壇したイベントも開催

今回レポートした「万博教室in近畿大学」以外にも、海外パビリオンについて知れるイベントが開催されています。
万博開幕1年前の4月13日に大阪で開催された「グローバルトークイベント～SDGsについて考えよう～」では、オランダ、ドイツ、オーストラリアの3か国がパビリオン内容を発表しました。

在大阪オーストラリア総領事　トレバー・ホロウェイ氏による講演

また国連開発計画（UNDP）の気候キャンペーン「絶滅を選ぶな」の恐竜キャラクターである“フランキー”と、2025年大阪・関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”との初コラボレーションも見どころでした。

このイベントの模様はYouTubeで見ることができます。ぜひこちらからご視聴ください。

2025年まであと300日を切った！今後のイベントにも期待♪

今回は「万博教室in近畿大学」をメインにレポートさせていただきましたが、このほかにも様々なイベントが開催されており、にぎわいをみせています。特に海外パビリオンの紹介では、各公式参加者のパビリオン責任者によるスピーチが聞ける貴重な機会。今後の参加国にも期待が膨らみます。ぜひ会期前のイベントに参加して、2025年大阪・関西万博を一緒に盛り上げていきましょう！
Kodawari Timesでは、引き続き2025年大阪・関西万博の情報を発信していきますので、ぜひ参考にしてくださいね♪

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