

Osaka Bob FAMILY
万博は何が体験できるイベント? EXPO2025大阪・関西万博を分かりやすく解説
まいど!Osakaボブです。
いよいよ開幕まで100日を切りました!テレビなどでも万博の話題がよく取り上げられるようになったね。
でも「大阪・関西万博って結局何が体験できるの?」という声を聞く。なんでやろ?と話をさらにリサーチすると、万博そのものが分からないという人がまだまだいるんよね💦
これはいかんなー。ワタクシBobが万博について分かりやすく説明します!
万博を理解するには「問いかけと回答」が分かりやすい
万博を理解するには「問いかけと回答」という視点がおすすめやで。
例えば2025年大阪・関西万博では「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして掲げているよね。それじゃあ、みんなは何をすれば、いのち輝く未来社会をデザインできると思う??
その答えをそれぞれが提示したり、一緒に考えるのが万博なんよ。
それじゃあ、各国の答えを見てみよう。
フランスは「愛の讃歌」

© Coldefy & CRA-Carlo Ratti Associati
互いの小指が見えない魔法の糸で結ばれている「赤い糸の伝説」。赤い糸を通じて、さまざまな「愛」に導かれる新しい未来ビジョンを提案するんよ。
いのち輝く未来社会をデザインするには「愛」が必要だとフランスは言ってる。いかにもフランスって感じじゃない?フランスらしさ満載やね!
ドイツは「循環経済(サーキュラーエコノミー)」

© German Pavilion / MIR LAVA facts+fiction
経済を取り上げるのがいかにもドイツやね。
建築・景観・展示を一体化した体験を通して、循環型未来へと続く道を歩めるパビリオンになるらしい。
中国は「自然と共に生きるコミュニティの構築-グリーン発展の未来社会-」

© 素材提供:中国国際貿易促進委員会 (CCPIT)
続いては中国。
自然と共に生きるコミュニティを構築することが、いのち輝く未来社会につながるというわけやね。
パビリオンでは自然に由来し、自然に順応し、自然と調和して生きる中国文化で来場者を迎えるよ。外壁は、中国の伝統的な書物の巻物を広げた形をモチーフ。
オーストリアは「未来を作曲」

© BWM Designers & Architects
音楽の都ウィーンがあるオーストリアは、「いのち輝く未来社会のデザイン」を音楽で表現。空に向かって壮大に立ち上がる螺旋状のオブジェは、楽譜をモチーフにデザインされていて、来場医者は国の多様性と創造性を体験できるんよ。
このように、「皆さんが考える、いのち輝く未来社会をデザインするために、どうしますか?」という問いかけに対して、自国の文化や特徴を最大限に生かしながら、それぞれが思い描く未来を展示してくれるんや。
これで万博のイメージが掴めたかな?
多様な“回答”が集まるのが万博。さあ未来社会を体験しよう
回答を提示するのは国だけじゃないんよ。それじゃあ、次は各国以外に、どのような人たちが回答を示してくれるのかを見ていこう。
シグネチャーパビリオン

©FUTURE OF LIFE / EXPO2025
バックボーンが異なる8人のプロデューサーによるパビリオン。
8人のプロデューサーが「いのち」について考え、その概念をカタチにするんよ。
例えば、大阪大学教授、ATR 石黒浩特別研究所客員所長の石黒浩さんは人間とアンドロイド・ロボットが一緒に働く未来社会や最先端の生活空間を体験できる展示を予定。放送作家、京都芸術大学副学長の小山薫さんは、人が生きるために他の命をどれだけ犠牲にしているかを見せて、あらためて自然への感謝の念を持つパビリオンを計画している。
その他の6人も万博でしか体験できないパビリオンを準備中。リアルとバーチャルを融合した多様な体験が待ってるよ!
大阪ヘルスケアパビリオン

提供:(公社)大阪パビリオン
「REBORN」をテーマに、「いのち」や「健康」の観点からいのち輝く未来社会への答えを提示するよ。子どもから大人まで楽しめる展示体験ができる予定で、ミライの自分に出会えたり、ミライのヘルスケアフードを味わえたりするんやって!
ウーマンズパビリオンin collaboration with Cartier

© Cartier
日本や世界における女性活躍の状況を伝えるパビリオン。
すべての人々が真に平等に生き、尊敬し合い、共に歩みながら、能力を発揮できる世界が、いのち輝く未来社会というわけやね。ボクも共感!
ぜひ、ジェンダーギャップ(性別に伴う格差)などについて考えよう。
この他にも、「いのち輝く未来社会のデザイン」を開催国としてプレゼンテーションする日本館や、小学生から高校生を対象にしたSDGsに関する展示と体験型プログラムを予定しているジュニアSDGsキャンプなど、会場にはたくさんのパビリオンがあるよ。
「いのち」と聞くと少し身構えてしまうかもしれないけど、大阪・関西万博はボクたちが幸せに暮らす社会をつくるには、どんなテクノロジーや考え方が大切なのかを体感できる場。ここで経験したことは将来実現するかもしれないし、実現したときに「あ、これって万博で紹介してたやつ!」と思い出すかもしれない。
自国の万博に行ける機会なんて、そんなに頻繁にあるわけじゃないし、ぜひ行ってみるのをボクはおススメします。
最新技術も体験できる。貴重なイベントも開催
過去の万博でも展示された技術が数年後、十数年後に実現されたりしている。
日本でなじみ深いものは、携帯電話は1970年の大阪万博でその原型が展示されていたわけやしね。
それじゃあ、今回はどんな技術が待ってるのかを紹介していくね。
空飛ぶクルマ

© SkyDrive
ドローンなどの技術を応用して、人やモノを乗せて飛行できる空飛ぶクルマ。
会場の北西にある「モビリティエクスペリエンス」にて、準備が進められているんよ。
残念ながら来場者の乗車は間に合わず、デモ飛行のみになるみたいやけど、それでも次世代の空の移動手段として期待は大きい!実際に空を飛ぶ姿を見てみよう。
自動運転バス
会場内では約100台の最新鋭EV(電気)バスが終日運行するよ。
特定条件下における完全自動運転を意味するレベル4の自動運転。これは場所や天候、速度などの特定条件ではあるけれど、完全にドライバーがいない状態で車両が走行するんよ。
ボクはまだ自動運転の車に乗ったことがないから、かなり楽しみにしてるんや。
多言語自動翻訳
多くの外国人も来場する万博。2025年大阪・関西万博では翻訳ツールで言葉の壁のない未来のコミュニケーション環境を体験できるよ。
その1つがEXPOホンヤク。スマートフォンにアプリケーションをインストールし、相手の言語を設定すれば、翻訳された内容がスマホ画面に表示されるんよ。音声も出せるみたいで、日本語を含む13言語でやり取り可能なんやって!アプリは無料やで!
その他にも、ガイドの説明を母国語に翻訳し、音声で聞くこともできるEXPOホンヤクRemeteも予定。リアルタイムの翻訳で、たくさんの人とコミュニケーションを楽しもう!
バーチャル万博

© NTT CORPORATION
今回の万博は現地に来なくても楽しめる??
来場者はアバターとして、24時間・世界中から大阪・関西万博の世界に入り込めるんよ。バーチャルの世界では、実際の建物が再現されていて、パビリオンやイベントを楽しめるんや。
対応アプリ配信のプラットフォームは、スマートフォン(iOS/Android)・PC(Windows/Mac)・VRゴーグル(MetaQuest2,3)に対応で、2025年4月にリリース予定やで。
この他、大気中や都市ガス燃料設備の排気ガスからCO2を回収し、そこからメタンを合成する「カーボンリサイクルファクトリー」や、「水素燃料電池船による旅客運行」、AIロボット、動くiPS心臓などなど、最先端技術がお披露目されるよ!
さあ、2025年は万博year!
このチャンスをお見逃しなくやで!!
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