
Osaka Bob FAMILY
商船三井ミュージアム「ふねしる」探検記!子どもも大人も楽しめる“海と船の世界”へGO!
まいど!Bobファミリーのベティです。
大阪の南港エリアに誕生した商船三井のミュージアム「ふねしる」へ行ってきました!
車や電車の博物館はいろいろとあるけど、船ってちょっと珍しいよね。船のこと、海運のことを楽しく学べる「ふねしる」の見どころをお伝えします!
[目次]
ふねしるへ入場!世界で活躍する船を知ろう
まず最初に「ふねしる」は大阪のベイエリア「南港」のATC(アジア太平洋トレードセンター)ITM棟の2階にあります。

このかわいいロゴが目印やで!
それじゃあ、さっそく中へ入ってみましょう。
ふねしるは「海運を知る」「仕事を知る」「商船三井グループを知る」の3つの展示コーナーに分かれています。
まず最初にお出迎えしてくれるのは「海運を知る」のコーナー。横幅30メートルもある大迫力のシアターを背景に、世界で活躍する船を見ることができます。


展示されている船の模型は、実物の300分の1スケール。
フェリーやクルーズ船、コンテナ船、LNG船など、商船三井が扱うさまざまな船が展示されています。う~ん、船ってこんなにたくさん種類あるんやぁ💦
次は「モノからたどる船」をテーマにした展示へ。
衣類やカレー、鋼材、紙などのサンプルが入ったボタンを押すと、それらに必要な素材がどのようなルートで日本へ運ばれてくるかを表示してくれます。

実際に体験してもらったらよく分かるんやけど、「えっ、こんなにいろいろなところから運ばれてくるの!」「そういうルートなんやー」などいろいろな発見ができると思うよ。
それから、ふねしるの人に教えてもらったんやけど、日本の貿易は99%が海上輸送(重量ベース)で行われているんやって。一度に大量のモノを輸送できる船ってすごいんやねー☆
そして一番奥は「絵をえがこう!」のエリア。
船を描いたり、好きな船の塗り絵が楽しめるよ。

塗り絵なら小さな子でも楽しめるね(あたしのお兄ちゃん(=Bob)みたいに絵心がない大人も塗り絵がええかも)。そして完成した絵をスキャン機で読み取ると…

自分で描いた船の絵が壁面で動く、インタラクティブアートになっているんよ!
世界に1つだけの船を描いて、海に浮かべよう!
海運の仕事や商船三井について学べる、体験型展示も充実!
「仕事を知る」「商船三井グループを知る」のエリアも見ていきましょう!
ここでは航海士や機関士をはじめとする、海運に携わる仕事を紹介しています。


ただ展示物を眺めるだけじゃなく、ボタンを押して機関士の仕事を体験できるなど、触って楽しめる仕掛けがたくさん。しかも、触れる機材は本物に近い仕様になっているなど、さすが商船三井が手掛けたミュージアムというポイントが随所にあるんよ!
他にも、船にコンテナの模型をバランスよく乗せながら船と浮力の関係を学べたり、港のクレーンを操作して船からコンテナを積み下ろすゲームなど、お楽しみがいっぱい!
なお、あたしは船にコンテナ模型を乗せるのが下手過ぎて、船が傾いてしまった…。


こちらは制服を着て記念撮影できるフォトブース。


コンテナ船やさんふらわあ号などから背景を選んで、はいチーズ!
撮影終了後は画面に表示されたQRコードをスマートフォンで読み取ろう。すると、画像データをダウンロードできるよ。ぜひスマホにステキな写真を保存してね。
そして「商船三井グループを知る」のエリアでは、140年以上の歴史をもつ同社の「飽くなきチャレンジ精神」とその挑戦を紹介しています。


世界第2位の船隊規模を持つ海運会社・商船三井のあれこれがいっぱい。
「船の仕事ってかっこいい!」と思う子どもたちが増える気がするなぁ★
そうそう、余談やけど21世紀になった今でも、世界には海賊がいるんやって。もちろんワンピースに出てくるようなヒーローじゃなくて、船の積み荷を強奪しにくる悪い人たちね。
商船三井の人たちはそういった海賊や台風などの気象状況にも備えるため、24時間365日体制で船の安全を守っているんよ!
プロ仕様の操船シミュレータでリアルな航海体験ができる!
いろいろな展示を巡ってきたけど、ここからは「ふねしる」最大の目玉である、操船シミュレータをご紹介します!

310度をLEDスクリーンに囲まれた操船シミュレータは世界初だそうです(2025年7月18日現在、同社調べ)。鮮明な映像に囲まれた空間は、まるで本物の海に出たかのよう!
さらに、設置されている機器は、実際に航海士が練習にするのとほぼ同じ環境になってるんやって。これはすごい!


船とコースを選んだら出航です。
船は小型船・フェリー・コンテナ船・LNG船・ドライバルク船の5つ、コースは大阪港へ入港、大阪港から出港、明石海峡を通過の3つから選べるよ。
いよいよスタート。
遠くに見えるGOALを目指して船は進む。しかし、途中で海域には他の船も航行しているから、ぶつからないように注意しながら進まないとやねん💦
これがなかなか難しくて、あたしは4回目の挑戦にして初めてゴールできました(-_-;)
さらに、このシミュレータでは「晴れ・雨・嵐」「昼・夕方・夜」もセレクトできます。

こちらは「夜」と「嵐」を選んだ景色。真っ暗やし、降りしきる雨で遠くはほとんど見えない💦これを目視で進むと絶対に事故るやつやー!

こちらは夕方の明石海峡。とっても素敵な景色やね♡
美しい映像にリアルな操舵体験。没入感がやばすぎやで!!
カフェとショップで「海」を感じるグルメとグッズも楽しもう
「ふねしる」ではカフェとショップも併設されてるんよ。
まずはCAFÉ。
世界からさまざまな人とモノが集まる港をイメージしたカフェでは、「海を渡って運ばれた食べもの」が楽しめます。

左の爽やかな色をしたドリンクは「海レモンスカッシュ:480円(税込み)」。サンゴ礁をイメージした水色がとってもきれい♡ゼリーの層をかき混ぜると味変するよ。
海レモンスカッシュと一緒に頼んだのは「ふねしるソフトクリーム:450円(税込み)」。藻類由来の色素で着色した水色のミルクソフトだよ。船の形をしたクッキーは、まるで海に浮かんでるみたいやね。
ほかにも7種の海外のフルーツが隠し味の「ふねしるビーフカレー:750円(税込み)」は中辛と甘口が選べるし、「たっぷりシーフードサラダ:750円(税込み)」は、きっと子どもも大好きやと思うよ!
一方、ショップの方へ目を向けると船にまつわるアイテムがいっぱい!

キーホルダーやトートバッグはもちろんのこと、商船三井学習帳のような「ふねしる」ならではの商品がずらりと並んでいるよ。お気に入りのグッズがあると勉強を頑張れるかもー★
駅直結でアクセス抜群。ふねしると南港エリアで一日遊べる!
リアルな操船体験ができたり、ゲームや模型、イラストパネルなどで楽しく海運について学べる「ふねしる」。魅力はちゃんと伝わったかなぁ?

あたしが遊びに行った日は雨やったけど、「ふねしる」は大阪メトロのニュートラム「トレードセンター前駅」から直結なので、駅から傘いらんかった!
また、さんふらわあ号が目の前に停泊していることからも想像できるかもやけど、「ふねしる」のすぐ近くには乗り場があります。

だから、「ふねしる」目当てに来るのはもちろんやけど、さんふらわあ号を利用する人は、乗船前や乗船後に「ふねしる」を楽しむのもおすすめ♪さんふらわあ号乗船日から5日以内であれば、割引料金で入館できるらしい♪
また、ATCには約70ものお店があって、食事やショッピングが楽しめるし、大阪の街並みを一望できる「さきしまコスモタワー展望台」もご近所やから、1日遊べると思うよー。
以上、商船三井が運営する「ふねしる」の紹介でした。
見て、触れて、遊べる体験型施設で、船や海を思う存分楽しもう!
●ふねしる
[所在地]大阪市住之江区南港北2丁目1−10 ATC(アジア太平洋トレードセンター)ITM棟2階
[営業]日~水曜日は10:00~18:00(最終入館17:30)
金・土曜日は10:00~18:30(最終入館18:00)
※カフェのラストオーダーは閉館の15分前
※夏休み期間(7/21~8/31)は毎日開館
[休館日]毎週木曜日(ただし、夏休み期間は除く)、年末年始(12/29~1/1)
[料金]高校生以上=800円(土曜・日曜・祝日は900円)、小・中学生=400円(同450円)、未就学児無料
※操船シミュレータ体験は1回500円
[アクセス]大阪メトロ「トレードセンター前駅」直結
[公式HP]https://www.mol.co.jp/museum/

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