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朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のおはぎが食べたい!
和菓子監修の“御菓子司 吉乃屋”へ行ってきた♪
2021年後期のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。史上初のヒロイン3世代が紡ぐファミリーストーリーとなっており、作中に欠かせないアイテムの一つが“和菓子”です。
テレビ越しでもあま~い香りが漂ってくるようで、「和菓子が食べたい!!」となった人も多いのでは?
今回は、ドラマに登場する和菓子を監修したお店が大阪にあると聞いて、実際に行ってきました!
■カムカムの原点。たちばなの“おはぎ”
おはぎを食べに行く前に、まずはカムカムエヴリバディと和菓子の関係性をあらすじで振り返ってみましょう~。
物語の最初の舞台は、岡山の商店街の小さな和菓子屋「たちばな」。一人目のヒロイン・橘安子(上白石萌音)は、日本でラジオ放送が始まった日に生まれ、あんこが炊ける甘い香りに包まれて幸せに暮らす看板娘。後の夫となる雉真稔(松村北斗)が、たちばなで“おはぎ”を買ったことをきっかけに、ラジオ英語講座に心を惹かれる。その後、戦争で夫と死別し、自分らしく生きる道を模索するも、娘を置いてアメリカに渡るしかなかった安子。そして、親と英語を憎みつつも、大阪でジャズソングに救われる娘のるい(深津絵里)、京都で時代劇をこよなく愛する孫のひなた(川栄李奈)へバトンが受け継がれていく…。昭和、平成、令和と100年にわたる家族の物語。
岡山編で稔さんと安子を結びつけるきっかけとなったのが、たちばなの“おはぎ”ということで、カムカムのストーリーの原点といってもいいくらい大事なアイテムなんです。
たちばなのお店には、おはぎ以外にも季節の和菓子がずらりと並んでいて、朝からおいしそうな誘惑で大変でした(笑)それほど、作中の和菓子のインパクトが強かったです!!
朝丘町商店街の御菓子司「たちばな」の店頭には、奥にある工場(こうば)で作られたできたての和菓子がたくさん並びます。
安子ちゃんも大好きなおはぎと、荒物屋「あかにし」さんにお届けした紅白まんじゅうです。どちらもおいしそうー!#カムカムモグモグ #和菓子 #朝ドラ #カムカム pic.twitter.com/L8UVoJup0O— 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」#カムカム (@asadora_bk_nhk) November 1, 2021
■大阪府松原市の「御菓子司 吉乃屋」が和菓子指導
たちばなのモデルになったお店はどこにあるの?と気になった人も多いと思いますが、カムカムエヴリバディはオリジナルストーリーでフィクションのため、モデルになった和菓子屋さんは実在しないそうです。残念…。
しかし!たちばなの和菓子の味を体験することはできるみたい!?
…というわけで、大阪府松原市の「御菓子司 吉乃屋」にやってきました!
店主の中西信治さんは、安子編に登場する、たちばなのおはぎなど数々の和菓子や、るい・ひなた編の回転焼きなど、劇中の和菓子を監修・指導をした方なんだそう。
早速、入り口のドアにカムカムのポスターを発見!
店内に入ると、おはぎが並べられているじゃないですか~♪
カムカムエヴリバディの雑誌も一緒に飾られています。
おはぎのほかにも、フルーツ大福やどら焼き、最中などたくさんの和菓子があってどれもおいしそう~♡手土産を買っている人もいて、地元の方に愛されている和菓子屋さんって感じがしますね。
壁に掲げられている「一菓一笑」(いっかいちえ)は、“ひとつのお菓子でひとつの笑顔”という意味で、吉乃屋のモットーなんだそう。
「食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべ おいしゅうなれ おいしゅうなれ」
とカムカムの世界で何度も唱えられた小豆のおまじないにも通じるような、素敵な言葉ですね。
■小豆の甘さが体に染み渡る
さぁ、お目当てのおはぎを手に入れました~。これが噂の“おはぎゅう”か!と感動です♡
実際は完全に同じものではなく、吉乃屋のおはぎが55グラムに対して、たちばなのおはぎは、もう少し大きめの80グラムなんだとか。
とはいえ、朝ドラを見て何度も食べたくなった念願の甘えおはぎには変わりない!それでは、いただきま~す!
あんこの程よい甘さと風味、もち米の食感がたまらない!!小豆の粒がしっかりしているので、あんこの存在感が抜群なんです!そして、体中に優しい甘さが広がって、自然と顔がほころびます。やっぱり和菓子を食べると幸せになれますね~♪気づけばあっという間にぺろりと平らげてしまいましたっ!う~ん、もっと食べたい!笑
おはぎの隣に並べられていた、桜餅も甘じょっぱくて絶品でした。和菓子で感じる、春の訪れ♪
実際におはぎを食べてみて、カムカムの世界で和菓子の甘さに救われた人が多くいたように、きっと吉乃屋のお菓子を食べて笑顔になったり、幸せな気持ちになったりする人がたくさんいるんでしょうね!
ひとつずつに思いやりの心がたっぷりと包まれている、絶品の和菓子。カムカムエヴリバディに思いを馳せながら、ぜひ一度食べてみては??
■少し足を延ばして、雉真家のロケ地へ
せっかく松原市まで来たので、カムカムゆかりの地をもう一つ!
吉乃屋から車で約30分、富田林市寺内町の旧杉山家住宅にやってきました~。
この立派なお屋敷、見覚えがありませんか…??
そう、ここは雉真家の外観の撮影場所なんですよ!
安子がおはぎの配達に訪れるシーンなどで何度か出てきてましたよね!
「明日の朝、6時30分にラジオつけてみて」と稔さんに言われて、安子がラジオ英語講座を聞くきっかけになる、印象的な場面でした。
貴重な大阪のロケ地なので、お時間があれば、カムカム聖地巡礼をしてみてください♪
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