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展示総数1万2千点!? 無限に写真が撮れる国立民族学博物館に行ってみた
遠くからでも太陽の塔がよく見る万博記念公園。
公園の北の方に、デデンと存在するのが「国立民族学博物館」。
「みんぱく」の愛称でよく知られており、
世界各地から集められた民族衣装や生活の道具などが展示されています。
大阪に住んでいる人なら学生時代に、遠足や社会科見学で一度は訪れたことがあるかも?
でも、大人になると、なかなか行く機会もないし、
「え?なんか面白いもの置いてあるの?」
って思うかもしれません。
が、しかしなんとなんと、パンフレットによると展示品の数は1万2000点にも上るんだとか!
(収蔵している標本の数は34万以上とあるので、
展示されているのはほんの一部!
みんぱくが本気を出したらヤバイ)
しかも、そのほとんどが撮影OK!
中には触ったり、かぶったり、乗ったりしてもOKという展示品もあり、
解説読んで、写真撮っていたら1日つぶせます。
今回はそんな国立民族学博物館の常設展に行って写真撮ってきました。
カップルでデートに行っても、友達同士で遊びに行っても、家族で万博記念公園に立ち寄ったついででも。映え写真を撮りに行くもよし、世界一周旅行気分を味わうもよし。
どんなシチュエーションでも楽しめる民族学博物館の魅力を紹介します。
万博記念公園内にそびえるやべぇ博物館
国立民族学博物館、通称「みんぱく」は万博記念公園内にあります。大阪モノレール「万博記念公園」駅から歩くか、車で万博記念公園に向かいましょう。今回はモノレールを使いました。
駅を降りると、みんなエキスポシティに向かっていきますが、万博記念公園に向かうには高速道路をまたぐ陸橋を渡ります。入り口で博物館の入館券を買えば、公園への入園料は要りません。
いつも思うんですけど、入館料大人580円ってめちゃ安いなって思います(高校生以下無料というのも、熱い。マジで!?)。
公園に入ると太陽の塔がお出迎え。
今回はみんぱくに行くので、撮らなくてもいいけど、撮りました。
これは撮るだろ。
万博記念公園に来たらなんか絶対撮ってしまいますね。
事前に予約すれば、中に入れるらしいですね。
ほえ~、いつか行ってみよう。
太陽の塔の横を通って園内を北上。5分ぐらいは歩くので、天気のいい日は帽子と飲み物があるといいですね。
デデン。到着。
扱い的には「博物館機能を持った、大学院教育を行う文化人類学・民俗学の研究所」ということらしいです。
こういうのがいきなりあったりする。ネーティブアメリカンみを感じさせるトーテムポール。
背中を押されるような気持ちで中に入っていきましょう。
かわいい、きれい、怖いetc……とにかくめちゃめちゃ展示されてる
エントランスに入るとこんな感じ。
2階が展示場。
展示室は、オセアニアから始まって、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、西アジア、南アジア、東南アジア、中央・北アジア、東アジア、日本と、東回りに地球をぐるっと一周するようなレイアウトになっています。
プチ世界一周気分が味わえます。
パンフレットによると総距離約5キロ(5キロ!?)。平均見学時間は1時間30分ぐらいみたいです。
何回か来てますが、1時間30分で済んだことが一回もないので、これは人によりますね。
展示品のキャプション読んで、写真撮って~ってしてたらあっという間に時間が過ぎます。
中で結構歩くので、歩きやすい格好で来た方がベター。
あと、展示室は結構暗いので、写真撮るならいいカメラかいいスマホを持ってくるべし。
オセアニアゾーンに入るといきなりこんな感じ。モアイだ~。でかい。
仮面が展示してあったりと、オセアニアはこういう世界観です。
釣り船や釣り具なども豊富に展示されていて、
あぁ~海ね、海の感じねと理解できます。
こういう世界観が続く。カラフルなディンゴ。
アメリカゾーンでは、ちいちゃい骸骨がポーカーして大はしゃぎしていたり……
古代文明っぽい強大な岩の彫刻があったり。
外に目を向けたら、中庭にも古代文明感。異世界だ。
映えマスクマンも。
めちゃ怖い、海外版なまはげ。爪が長いのがめちゃ怖い。
でも、これも大切な文化。
めちゃ派手、海外タクシー? 後部座先には乗り込んでOK。バシバシ写真撮ろう。
伝統と技術がミックスされたような、比較的新しい資料も展示されてました。
エレクトリック・テクノ・ネオン・ゴッドって書いてあった。たぶん光るんだろうなぁ。
DJとかやれそう。
ちいちゃな人形も。手作りだからか不思議な愛らしさがありますね。
人形ばっかり紹介していますが、食器や狩りの道具、帽子、アクセサリーなどなどなど、めちゃめちゃな数が展示されています。
伝統的家屋の1/1再現模型(中入れます)やむちゃくちゃな数の太鼓や弦楽器など。
ほんとに紹介しきれないぐらいあります。
楽器コーナーは実際に演奏している映像資料もあり、
「あれ?これ、全部見てたら日が暮れるぞ?」ってな気分になってきます。
実際日が暮れるから、ある程度速度を上げてみる方が良いかもしれません。
日本のコーナーにたどり着く前に、力尽きそう…。
東アジアコーナーは、
韓国ドラマで見たことがあるような伝統衣装や、
「スーホの白い馬」で登場した馬頭琴などが展示されています。
へー、実物こんな感じかぁ、とついつい足を止めてしまいます。
日本の展示も圧倒的にカオス
日本コーナーはこういう世界観。
写真では伝わりづらいですが、この二つめちゃめちゃでかいし、怖いです。
日本人のお祭りなんか怖い。
壁一面に祭事用の仮面が飾られていたりもします。
え……なにこれ。怖い。
地域ごとにこけしが比較しておいてあるコーナーや大漁旗の展示などもあります。
世界のほかの文化や習慣と比較してみてみると、
日本もなかなかユニークな文化を持っていることがよくわかります。
アイヌは別コーナーが設けられていました。
あ、なんかこれ『ゴールデンカムイ』で見たことあるな、という道具が展示されています。仕掛け罠とか、魚取るモリとか見たことあるな。
関西にいるとなかなか目にすることが難しい貴重な資料です。
ザーッと一周まわるだけでもなかなか時間が掛かります。
さらに音声ガイドの貸し出しや映像資料の閲覧コーナーがあるなど、
じっくり見るとたぶん丸々1週間ぐらい掛かりそうなボリューム。
まとめ。暇な週末にぜひ行こう、すぐに行こう
今回は超メジャーではありますが、「国立民族学博物館」を紹介してみました。
子どものときに訪れたきりになっている大阪の人、行ったことがない他府県の方、日本の面白スポットを探している海外の方、「みんぱく」どうですか?
面白くないですか?
写真撮っているだけでも楽しいですし、
なかなか見る機会のない国々の仮面とか帽子とか見られて勉強にもなります。
エキスポシティに行く機会があれば、ついでに立ち寄っても損はしません!
特別展や企画展も定期的に開催しているので、
上で紹介した常設展では見られない収蔵品が公開され、
何回行っても飽きません。
あとちょこちょこ展示品が変わっているような気がします。
メインのは変わってないと思うのですが、
「あれ?こんなの前置いてたっけ?」っていうのがちらほら。
数が多すぎて覚えてないだけかもしれないですが。
見終わったらエキスポシティに寄って、ご飯食べて帰りましょう!
大人になった今だからこそじっくり楽しめる、みんぱくに遊びに行ってみませんか?
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