大阪市内でおすすめの有名建築5選

Osaka Bob FAMILY

Kim

レトロ建築や歴史的建造物の宝庫!
大阪でおすすめの有名建築を一挙紹介☆

まいど、キムです!
突然だけど、大阪の街並みってどんなイメージがある?
高層ビルが立ち並ぶ風景やにぎやかな繁華街などを思い浮かべる人が多いんじゃないかな。
そんな都会のイメージが強い大阪だけど、実は歴史的建造物や近代建築など、数多くの有名建築が存在するんだ。今回は、その中からおすすめの建築物を5つ紹介するよ。

[目次]

■未来の凱旋門「梅田スカイビル」

まずは梅田のランドマーク、梅田スカイビル!
2008年にイギリスの出版社が発表した「世界の建築トップ20」に選ばれたこともある、世界的に有名な建築物なんだ。2つの棟をつないだ地上40階建て、高さ173メートルの高層ビルは、その形がフランス・パリの凱旋門に似てると言われているそう。たしかに、メタリックな外観が未来の凱旋門って感じだね。

梅田スカイビル外観

梅田スカイビルの魅力は外観だけじゃないよ!
ビルの中には、美術館やお土産ショップ、レストラン・カフェがあり、40階には空中庭園展望台があって観光スポットとしても存分に楽しめる。
その中でも僕のイチオシは、空中庭園展望台へ続くシースルーエスカレーター。まるで天空に向かっていくようで、ドキドキワクワクを味わえるんだ。

空中庭園展望台へ続くシースルーエスカレーター

そして、40階の屋内展望フロア、屋上のスカイウォークでは大阪の街を一望できる絶景を楽しめる。建築物としてだけでなく、梅田スカイビルから眺める素敵な景色もぜひ堪能してみて!

屋上スカイウォークからの大阪の景色

■戦国時代の歴史が詰まった「大阪城天守閣」

次は、外国人観光客にも大人気のスポット、大阪城天守閣。
農民から太閤となり天下統一を成し遂げた戦国武将、豊臣秀吉の居城として知られているよね。そんな凄い武将のお城というだけあって、迫力満点でとってもCOOL!

迫力ある大阪城天守閣の外観

“大阪城の城主=豊臣秀吉”のイメージが強いけど、実はいまの大阪城は秀吉公のお城ではないんだ。天正13年(1585年)に豊臣秀吉が絢爛豪華な大阪城天守閣を完成させたんだけど、元和元年(1615年)の大坂夏の陣で落城。
その後、徳川幕府によって大阪城が再築されるも、寛文5年(1665)の落雷で焼失後は再建されず、天守閣もない状態だったんだそう。

現在の天守閣は3代目となり、昭和6年(1931年)に当時の大阪市長の呼びかけで市民たちの寄付によって建築されたもの。長い歴史の中で再建を繰り返して、いまでは世界的に有名なお城になったんだねぇ!

大阪城天守閣と大阪の街並み

広大な大阪城公園の中心にそびえる立派な天守閣がメインだけど、大阪城の敷地内に数多くある門や石垣などにも注目してほしい。特に正門入り口の「大手門」は重要文化財に指定されている必見ポイント。大きく厳かな大手門は、幕末の火災や第2次世界大戦の空襲にも耐え、徳川時代のまま残っているというから驚き。立派な門構えにこれまでの歴史を感じられるよ。

大手門からのぞく大阪城天守閣

こうやって細かな部分までみると、古くから大阪を見守ってきた大阪城の魅力をより知ることができるから、ぜひ時間をかけてお城の周辺を探索してみて。

■中之島のシンボル「大阪市中央公会堂」

さぁ、このレトロな雰囲気の建物は、水と緑が豊かな中之島エリアにある大阪市中央公会堂です。中之島周辺は僕もよく散策しに行くんだけど、オフィス街でありながら築100年以上のレトロ建築が多く存在するエリアなんだ。建築された当時の大阪は“大大阪時代”と呼ばれ、日本一の工業都市として栄えていて、経済や文化の中心地として多くの近代建築が建てられたんだ。
その中でも最も代表的なレトロ建築が、大阪市中央公会堂というわけ!オレンジ色のレンガ調の外観は美しい輝きを放ち、中之島のシンボルとなっているよ。

大阪市中央公会堂の外観

堂内には集会室や会議室がいくつかあり、メインとなる大集会場は豪華なシャンデリアや細かな装飾が施された重厚感あふれるホール。過去には、ヘレンケラーやガガーリンなど著名人が講演会をしたこともあるんだって!現在も講演会やコンサートなどに使われているよ。
僕もいつかこんな立派な舞台に立ってみたいなぁ~。なんちゃって(笑)

大阪市中央公会堂 大集会場
©(公財)大阪観光局

そして僕のいちおしポイント、特別室の天井や壁に描かれたアートに注目してほしい。
日本の洋画家の松岡壽によって描かれた、日本書紀の「天地開闢」が圧倒的で眺めるだけで心が洗われるんだ。洋風の建物だから聖書が描かれそうなのに、日本書紀が描かれているのがとっても奥深い。この特別室は有料のガイドツアーで見学できるので、気になる人はぜひ申し込んでみて。

大阪市中央公会堂 特別室
©(公財)大阪観光局

■ひっそりと佇む「北浜レトロビルヂング」

レトロ建築をもう一つ。北浜のオフィスビルの間にぽつりとある北浜レトロビルヂングをご紹介。1912年に建築された小さな英国式洋館で、とってもかわいくておしゃれな雰囲気が漂っている。
株仲買商の商館として使われた後は長年放置されていて、1997年に英国紅茶とスイーツのお店としてリノベーションされたんだ。店内2階からは中之島公園のバラ園を眺めることができるから、優雅なティータイムを過ごすのもおすすめだよ。

北浜レトロビルヂングの外観

この他にも、中之島・北浜・淀屋橋エリアには、歴史あるレトロ建築が点在しているので散策してみるのもいいかも!
また今年は10月29日・30日に、大阪市中央公会堂や北浜レトロビルヂングなど多くの近代建築が無料公開されるイベント「イケフェス大阪」が開催予定。この機会に大阪のレトロ建築を一気に巡ってみてはいかが?
詳しくは公式ホームページをチェック!
https://ikenchiku.jp/

■まるでテーマパーク!?舞洲工場&舞洲スラッジセンター

最後は、大阪市此花区の人工島・舞洲にあるテーマパークみたいな建物をご紹介。
高くそびえる青色のタワーがひと際目を引く、カラフルで奇抜なデザインの建物、なんだと思う?実は、これゴミ処理場なんだよ!びっくりやんね~。
すぐ近くにUSJがあるから、間違えちゃう人もいるらしい(笑)
僕には某有名映画のチョコレート工場のようなメルヘンチックな建物に見えるよ。

大阪市環境施設組合舞洲工場の外観

正式名称は、大阪市環境施設組合舞洲工場と舞洲スラッジセンター(下水汚泥処理場)といって、市民の生活に欠かせない重要な施設。どちらもオーストリア・ウィーンの建築家、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏がデザインしたんだ。
青いタワーは舞洲スラッジセンターの煙突で、大阪湾の海と空の鮮やかなブルーをイメージ。煙突のてっぺんにある黄金のキューポラは将来への夢と希望を、外壁の赤色のストライプ模様は汚泥処理場の炎を表現しているそう。
ただ奇抜なだけでなく、それぞれに意味が込められているんだね~。

また事前に申し込みすれば、工場内を見学することもできる。外観を眺めて楽しむのはもちろんだけど、普段は見られない貴重な工場内部を見てみるのもおすすめだよ!

今回紹介したのは大阪の有名建築のほんの一部。まだまだ個性豊かで歴史が詰まったスポットがたくさんあるから、大阪観光プランとして、建築巡りをしてみてはどうかな??

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