おススメの“たこやき屋”はこちら！大阪へ旅行したら絶対に食べてほしい７つのお店

「大阪の人ってたこ焼きをおかずにするって本当ですか？」。
関西以外の地域に行くと、よく聞かれるのがこの質問。

確かに、たこ焼きとご飯を食べる人がいるのは事実だけど、すべての大阪の人がたこ焼きをおかずにするわけではないので悪しからず💦
ただ、ここでのポイントは「大阪のたこ焼きは、おかずにしたいくらい美味しい」ってこと。少なくともあたしはそう思っています！

と前置きが長くなっちゃった。
まいど！食べるの大好き♡な沈です。

安くて美味しい粉もん。中でもボール状の見た目がキュートな“たこ焼き”は、大阪に遊びに来た旅行者にも人気のグルメ。大阪ではたこ焼き屋さんをいたるところで見かけるけど、せっかくならおススメのやつを食べてみたいよね。

というわけで、今回はあたしが実際に食べて「おいしー！」と感じた、大阪のたこ焼きを紹介します。

【大阪玉出 会津屋】ソースなしでもイケるやつ！たこ焼き発祥の名店

たこ焼きがこの世に誕生したのは1935年。
会津屋の初代当主・遠藤留吉さんがラヂオ焼き（生地に牛スジなどを入れて焼いた、たこ焼きの原型）にタコを入れて作ったのが始まりなの。

ということは、会津屋が提供するたこ焼きは、まさに元祖！始祖！オリジン！と言ってもいいはず。
では、どんなたこ焼きかと言うと、こちら！

ん？たこ焼きにソースがかかってないって？？
いやいや、何もかかっていないのが元祖たる由縁。
元々、たこ焼きは手を汚さずに食べられるグルメで、そのスタイルを今も守っているの。
もちろん味はしっかりしていて、口に入れると出汁がきいた生地と醤油の風味がすっごくイイ！
お酒好きならビールに合う！飲めない人はコーラと合う！（とあたしは思う！）

創業当時の元祖たこ焼きは、時代が変わっても支持される人気グルメなのよ。

【大阪アメリカ村 甲賀流】定番のソース×マヨをご賞味あれ！

たこ焼きを生み出したのが会津屋ならば、こちらは網掛けマヨネーズ発祥のお店として有名！

りんごと玉ねぎが入ったフルーティなソースと、酸味を抑えた特製マヨネーズのコラボレーション。この味つけを考えた人、神！！

甲賀といえは忍者。忍者といえば技。
こんな風に連想していくと、大阪アメリカ村 甲賀流のたこ焼きは、匠の技で作られた至高のたこ焼き……なんて気がしてくるのは、あたしだけ？？

定番のソースマヨのほか、香ばしい香りの醤油マヨ、たっぷりのネギとあっさりポン酢が決め手のねぎポンなど、人気メニュー多数あり。
みんなもお好みの味を探してみてね。

【あべのたこやき やまちゃん】人気の秘密は、秘伝のスープが生み出す味わい深さにあり！

天王寺エリアで絶大な人気を誇るのが あべのたこやき やまちゃん。

その秘密は生地にあり！
鶏ガラと10種類以上の果物・野菜を４時間煮込んだスープに、昆布やかつおの和風だしをブレンドして作った自慢の生地なんだって。
手間暇かけて生み出した秘伝の生地は、家では再現できない美味しさ！

会津屋さんと同じく、何もかけずに食べる無地（メニュー名はベスト）もおススメなんだけど、あたし的にはゆず塩ポン酢もぜひ食べてほしい。

関西特有の青ネギが、生地の風味を引き立てる逸品！
ソースや醤油だけじゃなく、ポン酢も合うなんて、たこ焼きって想像以上に奥深いグルメなのよねー。

天王寺エリアに遊びに来たときは、ぜひ立ち寄ってほしいお店。
でも、あべのハルカスすぐにある本店は、あまりの人気ぶりに店の前が混雑しちゃうことも💦
だから、ファミリーの皆さんなどは、ぜひ２号店へ行ってみて。本店から徒歩50歩の２号店にはイートインスペースがあるから、子連れの人も安心だよ！

【たこ焼十八番】天かすのサクサク感と、ミルク入りの生地が織りなす絶妙なハーモニー！

たこ焼き十八番のたこ焼きは、表面を覆うほどたっぷり入った天かすが特徴。

見た目からも想像できると思うけど、普通のたこ焼き以上にカリカリ、サクサクの食感が増し増しで、これはもうくせになるー！
ホント天かすがめちゃくちゃ良い仕事してる！！

そして十八番のたこ焼きは中身がとってもクリーミー！
スタッフさんによると、出汁と牛乳をブレンドしているそうで、ミルクの特徴を上手く引き出しているのがすごい！
サクサク感＋トロットロ。このギャップがたまりません。

「女の子も気軽に立ち寄れるたこ焼き屋をつくりたい」という思いで開店したのが「たこ焼十八番」。
それから30年が経ち、女の子だけじゃなく、海外からの旅行者も「ここのたこ焼きはイイね！」と言う名店に。日本一のたこ焼き激戦区・大阪でスターダムに駆け上がったたこ焼き。おすすめです！

【たこ家 道頓堀 くくる】口いっぱいに広がる大タコ。味と風味の決め手は白ワイン！

口いっぱいに広がるタコのぷりぷり食感！
「たこ家 道頓堀 くくる」のこだわりはタコです。というのも、こちらは“たこ料理専門店”としてスタートしたお店で、道頓堀の本店では、たこのしゃぶしゃぶ「多幸しゃぶ」やたこの釜めし「多幸釜めし」などを提供しています。
そんな、くくるではぷりぷりの大粒たこが入った、直径５cmの大きなたこ焼きを楽しめます。

香りと歯ざわりの良い金山寺ネギ、紅ショウガ、天かすが入った特製の生地は、大粒のタコとの相性抜群。また、最後に白ワインをかけるのが「くくる流」で、まろやかな味と風味豊かなたこ焼きに仕上げています！

焼き加減を見極めて、クルクルとテンポよくひっくり返していく職人さん。
素材と技が美味しさのハーモニーを生み出すのね。

道頓堀を起点に、全国で50店舗以上も展開している たこ家 道頓堀 くくる。大阪に来る前に食べたことがあるかもしれないけど、きっと本場で食べるたこ焼きは雰囲気も相まって、さらにおいしく感じるかも。
さあ、大阪自慢のソウルフードを食べてってや！

USJで遊んだ後はTAKOPAへ！６名店のたこ焼きを食べ比べしよう

ここまで紹介した「大阪玉出 会津屋」「大阪アメリカ村 甲賀流」「あべのたこやき やまちゃん」「十八番」「たこ家 道頓堀 くくる」の５店舗は、ユニバーサル・シティウォーク４階にある「TAKOPA（TAKOYAKI PARK）」に勢ぞろいしています！

TAKOPAは2006年に誕生した「大阪たこ焼きミュージアム」がリニューアルした施設で、現在は上記５店舗に「玉屋」も加わった、６名店のたこ焼きが楽しめます。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）から超近い！というか、最寄駅のJRゆめ咲線「ユニバーサルシティ駅」への途中にあるから、USJ帰りに立ち寄るのがおすすめ！
人気店の味を食べ比べできるのもイイね！

【蛸之徹】自分で焼いたたこ焼きを食べてみたい！たこ焼き体験ができるおすすめ店

クルっとまん丸に仕上げる職人の技。みんなもチャレンジしてみたいと思わない？？
そんな願いを叶えてくれるのが「蛸之徹」。
元祖【自分でたこ焼きを焼いて食べるお店】で、日々たくさんのお客さんが夢中になってたこ焼きを作っています。

もちろん具材や生地を流し込むのも自ら行います。
蛸之徹で提供されるものは、すべてプロと同じ！
でも、完成したたこ焼きがプロと同じようになるかは、あなたの腕次第💦

一番難しいのは、ピックを使ってひっくり返すところ！
たこ焼き初挑戦の人はスタッフが手伝ってくれるけど、せっかくだから一度はチャレンジしてみよう！

ちなみにひっくり返すコツは「我慢」。
外側の皮が固まる前に触ってしまうと、グチャグチャになってしまいます。皮ができるまでは、触りたい気持ちをグッとこらえましょう。
皮ができると、クルっと回転できます。回数を重ねれば、職人さんみたいに、次々に回しっていけるかも！

【道頓堀 赤鬼 本店】かき氷にチーズフォンデュ…。創作たこ焼きも食べてみよう！

最後はちょっと変わったたこ焼きを紹介するね。
道頓堀 赤鬼では、店主の「美味しいだけじゃない！大阪らしい店作りを」という想いから、数々の創作たこ焼きを開発したというユニークなお店。
いろいろな変わり種メニューがある中、あたし的に一番ビックリしたのは「氷りゃ氷りゃ（こりゃこりゃ）」というたこ焼き。

えっと、これはたこ焼き？かき氷？
店主によると「大阪＝たこ焼き×夏＝氷」をミックスした、大阪らしい驚きの一品なんだって。
濃い味の冷たい出汁をかけ、ワサビをそえる。ざるそば感覚で粋に食べるべし！

他にもチーズフォンデュのような「とろとろチーズ」や、天然だしでいただく「ちゃぷちゃぷ」といったメニューも。

チーズはたこ焼きの具材に入れる人がいるくらい、相性が良い素材だよね！
とろーりチーズがたこ焼きを上品な料理にグレードアップしてくれる…は言い過ぎかな？
ぜひ寒い季節にどうぞ！

明石焼きのように出汁で食べる「ちゃぷちゃぷ」もおすすめ。
出汁がしみ込み、柔らかくなったたこ焼きってここで初めて食べたけど、ちょっとくせになる美味しさだよ。

今回、紹介した以外にも、大阪にはたくさんのたこ焼き屋さんがあります。
あたしはまだ行ったことがないけど、NMB48の出口結菜ちゃんが「ゆいなの推しメシ！～ミナミで大阪グルメとNMB48を満喫！編～」で紹介していた「たこやき座」もすごく気になるお店。

みんなもおすすめのお店や、美味しかったお店を見つけたら、教えてね！