
Osaka Bob FAMILY
いのちは輝く―「日本の魅力を世界に伝えた大阪・関西万博ジャパンデー」密着レポ
まいど!Osaka Bobです!
大阪・関西万博で毎日のように開催されているのがナショナルデーやね。
ナショナルデーとは公式参加者の参加を称える日のこと。公式参加者が国内外の賓客や一般の来場者を招いて、式典や文化イベントが行われるんよ!
さて、7月3日は日本のナショナルデー(ジャパンデー)でした。日本はどんな催しをしたのでしょうか。取材してきました!
[目次]
公式式典・公式催事の会場シャインハットへ。高校生の書道パフォーマンスに感動!
ジャパンデー当日の天候は晴れ!最高気温34.8℃のめっちゃ暑い日でした。でも、そんな暑さに負けじと、熱く盛り上がるのが万博ファン!この日も大勢のお客さんで賑わっています。
さて、ジャパンデーの公式式典が執り行われるのは、EXPOホール「シャインハット」。
外観は1970年大阪万博の「太陽の塔」を連想させるつくりになっています。

それでは中に入りましょう!
海外メディアの皆さんと一緒に入館したボクは、舞台から見て右後列に用意されたメディア席へ進みます。

一般の来場者も入り、約1,100の座席が埋まっていきます。
その間、ボクたちメディアが何をしているかというと……

式典のスケジュール確認やカメラの準備、スマホで出演者の情報を検索するなど、各々が準備を進めています。「ジャパンデーのテーマは『LIFE WILL BLOOM. ~いのちは、何度でも輝く。~』やね…」と頭に入れ直している人もいたわ(笑)。
やはりこういった事前の準備ができていないと、良い写真、良い取材はできないんよ!
さて、スクリーンに日本館などを紹介する動画が流れ、少しずつ会場の熱気が高まっていきます。そんな中、舞台では書道パフォーマンスが始まりました!


こちらは書道パフォーマンス甲子園で2連覇を果たした鳥取城北高校書道部によるウェルカムアトラクション!Mrs. GREEN APPLEの楽曲「僕のこと」に合わせながら、16人の部員が息を合わせ、大きな紙へリズミカルかつ大胆に筆を動かしていきます。

「いのちは、何度でも輝く。」を中心に、高校生らしいポジティブな想いがつづられていました。
取材では目の前の事実を追うのが鉄則!なんやけど、アオハルを生きる学生たちの熱量が凄すぎて、ボクたちの涙腺を刺激するんよ。ふと周りを見ると、ボクと同じように涙ぐんでしまったメディアがちらほら💦
でも、これはまだウェルカムアトラクション。ジャパンデーはここからや!
式典はじまる。秋篠宮ご夫妻や石破首相がご出席
定刻となり、いよいよ公式式典が始まりました。
2025年日本国際博覧会 陳列区域日本政府代表の松本正義様による開会の辞があり、国歌独唱と国旗の掲揚へと続いていく。ソプラノ歌手の野々村綾乃さんによる美しい君が代が響くと、会場は一気に厳かな雰囲気に。

また、この式典には秋篠宮ご夫妻や石破首相もご出席されたんよ!


2025年日本国際博覧会の名誉総裁を務められる秋篠宮さまからは「日本のコンテンツが国境を越えて人々をつなげています。素晴らしい体験が次の世代へ引き継がれることを期待します」「日本の持つ魅力を、世界の人々とともに、再発見することができる日になることを期待します」などのお言葉が!来場者からは割れんばかりの拍手が送られていたよ!
驚きの登場!藤原紀香さんが客席からサプライズ出演
式典に続き、公式催事へと移ります。
先陣を切ったのは、東京楽所(とうきょうがそく)による「いのちの鼓動」。
日本で古くから受け継がれてきた雅楽が、現代音楽や映像とコラボレーション!美しく、しそして雅やかな演奏と、天井や壁面まで使ったダイナミックな空間演出に皆さんうっとり♡


日本独自の価値観からさまざまな表現手法が生まれていった日本文化が、やがて世界中で愛されるようになった漫画へとつながっていくストーリーも素敵やったよ。
続いては、日本の漫画をモチーフに、映像と音楽、現代劇なダンスを融合させた舞台「いのちの輝き そして、世界へ」。
「MANGAの化身」の巨大パペットと少女“サクラ”の出会いを軸に、ジャパンカルチャーの力と希望を描いた物語が展開されていきます。



さらにこちらの演目では、日本館の名誉館長を務める藤原紀香さんも出演!
なんとステージではなく客席の中に現れる演出に、ボクも周りのカメラマンたちもビックリ!

1995年の阪神・淡路大震災を振り返り、当時、地元の小学校教員が作詞・作曲した「しあわせ運べるように」を紹介。この歌が神戸をはじめとする被災した街に希望の火を灯したこと、さらには歌詞の一節「神戸のまちに」は「ふるさとに」へと変わり、東北や熊本、能登などの被災地でも口ずさまれていった話を、優しく語り続けていきます。
「私たちはは困難を乗り越える力、幸せを運ぶ力を持っています。一人一人が思い、願うことでつながり、結びつき、まばゆい輝きを放っていく。命は何度でも輝くのです」と語る藤原紀香さんに、あらためて日本のすばらしさ感じたボクでした。
MISIAさんの歌に会場は興奮の坩堝へ
そして公式催事もいよいよ後半戦へ。
登場したのは日本の国民的アーティストMISIAさん!「いのちの花咲く 未来へ」をテーマにしたスペシャルライブが始まりました!

もちろんメディアの皆さんもその姿をおさめようと、必死にカメラを向けています(笑)

真っ赤なドレス姿で登場したMISIAさんは「希望のうた」「明日へ」を披露。感情を乗せて歌うその姿に、会場は感動の坩堝(るつぼ)に。最後の「アイノカタチ」を歌い終え、「ありがとうございました」と一礼すると、会場中から惜しみない拍手が送られました。

万博でMISIAさんの歌が聞けるなんて最高すぎる!ホントに感動的なライブパフォーマンスやったよ!
そして興奮冷めやらぬ中、公式催事はいよいよフィナーレへ。
式典・催事を盛り上げた出演者に加え、ミャクミャクもステージに登場しました。

ミャクミャク人気はここでもすごかった!
出演者たちが退場した後も、ミャクミャクはステージに残り、フォトタイムがスタート。観客席からの声に応え、右へ左へと手を振る姿がめっちゃかわいかったよ♡
パレード開始!メディア撮影の舞台裏
公式式典・公式催事の次は、パレード・フォトセッションの時間です。
シャインハットを出て大屋根リングへ行くと、パレードを一目見ようと待ち構えている来場者でいっぱいでした!

それもそのはず、このパレードにはミャクミャクやくまモン、ハローキティ、もずやん、ひこにゃんも出演するのです。
さてボクはといえば…、日本館の前にいました。
今回のパレードはナショナルデーホールから関西パビリオンへと進むんやけど、その途中にある日本館でフォトセッションが用意されているのでした。

スタッフの皆さんたちが、パレードが通るスペースを確保。その後、ブリーフィングが行われ、メディアの撮影場所をくじ引きで決めることになりました。

数字が書かれたくじを引き、1番の人から順番に撮影場所を指定できるシステム。
ボクは21番…。「えらい後やなー」って思ったけど、各社の皆さんがスペースを詰めたりして「ここに入り!」って言ってくれたおかげで、前から2列目に入れました。
あとはパレードが来るのを待つのみ。
公式行事のときもそうでしたが、メディアってこういう待機時間が多いです。そして、待ち時間中は「どのパビリオンに行きました?」「おすすめの万博グルメあります?」なんて雑談で盛り上がることもしばしば。

やがてパレードが到着。メディア側から「次はこちらを向いてくださーい」と声を掛けたりして、撮影が進んでいきます。撮影現場の雰囲気が伝わったかな?
海外メディアが集結!世界が注目する循環型ものづくりを体感
紹介が後先になってしまったけど、今回のジャパンデーでは公式式典の前に海外メディア向けの日本館ツアーもありました。

ぞくぞくと集まる海外メディアの皆さん。
ボクは日本館に入るのは初めてやったけど、一緒の組になった台湾メディアに「あたしはもう5回行ったよ」という女性がいた。これは助かるー!
さて、日本館の紹介はこちらの記事(Kodawari Timesで紹介する日本館記事へ飛ばします)に任せるとして、ここでは海外メディアツアーの様子を紹介していくね。


アテンドの人に館内を案内してもらいながら、取材を進めていきます。
もちろん一般の来場者もいるため、その妨げにならないように注意しながら、撮影したりメモを取ったりしていくんよ。
さて、海外メディアの皆さんの反応は?というと「再生と循環を実現させる日本の技術力はすばらしい」など、日本を称賛する声が多かった。
また、ドラえもんが日本の循環型ものづくりをナビゲートする展示には、かなり食いついてた!

すがドラちゃんやね!
このような感じでジャパンデーは過ぎていきました。
個人的な感想やけど、公式式典や公式催事では日本文化のすばらしさをめっちゃPRできたんとちがうかな。きっと一緒に回った海外メディアの皆さんも、ジャパンデーで得た感動をさまざまな形で海外の人に紹介してくれるはず。楽しみや!
以上、ジャパンデーのレポートでした。
みんなも万博に来ていっぱい感動しよう!

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