展望だけじゃない！関西の玄関口にそびえる京都タワーの魅力

京都、そして関西の玄関口のひとつ、JR京都駅。
この駅前に、空へ向かってまっすぐに伸びる真っ白な塔が立ちます。
それが、京都タワーです。
実はこのタワー、鉄骨を一切使わない無鉄骨建築としては、世界で一番高い構造物。
単なる展望台としてだけでなく、リニューアルでさらに魅力が増した京都タワーを、
その眺望から、グルメ、ショッピングまで、ご紹介します！

京都市内で一番高い！地上131ｍの白い灯台

京都市内は、古都の景観を守るため建築物の高さ規制が設けられており、高層ビルが少ないのが特徴です。その中で、京都タワーは市内で一番の高さを誇ります。
海がない京都市内のまちを照らす灯台をモチーフにデザインされ、東京オリンピックが開催された1964年に完成。60年にわたって京都のまちを見守っているシンボルです。

JR京都駅の目の前にあるため、迷うこともありません。
大阪駅からJRに乗ると新快速で約30分。大阪観光のついでに気軽に立ち寄れます。

世界遺産も一望！京都タワー展望室は360度の大パノラマ

タワー1階にあるチケットセンターへ直行し、案内に従ってエレベーターを乗り継いで展望室へ。

京都タワーの展望室は、まさに360度の大パノラマ。なんといっても、周囲に遮るものがなく、遠くまで見渡せます。
碁盤の目のように整備された、歴史ある街並みが手に取るようにわかり、東寺や清水寺など世界遺産の寺社仏閣などを上から眺める貴重な体験ができます。

夜になると、街の灯りがキラキラと輝き、幻想的な夜景に！ロマンチックなひとときを過ごしたいカップルにもおすすめです。

設置されている望遠鏡はすべて無料で利用できるので、ぜひのぞいてみてください。

また、通常時は白くライトアップされていますが、
啓発活動などによって変わるライトの色にも注目してみてください。

「KYOTO TOWER SANDO」として生まれ変わった低層階

かつてのレトロな雰囲気から2017年に刷新。地下1階から地上2階にかけて「KYOTO TOWER SANDO（京都タワーサンド）」としてリニューアルしました。
地下へと続く階段を下りると、照明を落としたフードホールが広がります。

京都らしい和食だけでなく、中華や韓国料理、ラーメン、うどん、スイーツまで何でもそろう、いまどきのバルスタイルです。
みんなで好きなものを買ってシェアするのも楽しい空間。夜23時まで営業しているため、遅い時間の電車や夜行バス待ちの時間にも便利です。

1階は「どれを買ってもハズレなし！」と評判の、京都で話題のショップが勢ぞろい。
生茶をふんだんに使ったアイスバー、あんこ専門店のクッキーやケーキ、カカオ栽培から手がけるチョコレート専門店といった新感覚のスイーツをはじめ、お漬物や八ッ橋などの定番まで充実。ちょうどいいお土産に、きっと出合えます。

京都タワーで、ちょっと贅沢な楽しみも

旅の途中で気軽に立ち寄れる京都タワーですが、もう少しゆったりと時間を過ごしたい場合は、タワー内のほかの施設もおすすめ！
展望室3階にあるスカイラウンジ「空」-KUU-では、絶景を眺めながら食事やアルコールが楽しめる場所。カウンター席のほか、カップルシートやBOX席、テーブル席とあるので、
さまざまな利用ができます。
平日は夜のみの営業ですが、土日はお昼から楽しめます。

3階には地元食材を生かした料理が堪能できるレストラン「タワーテラス」、そして2025年4月には10階屋上にTOWERLAND –ROOFTOP BAR & BBQ-もオープンしています。パーティー気分で楽しめそうな空間です！

さらには、京都タワーホテルへの宿泊も可能。きもの体験付きプランなど、観光にも便利です。
展望台をはじめ、食・ショッピング・宿泊がそろう複合施設、京都タワーをぜひお楽しみください！