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大阪のお祭り・シーズンイベント15選。関西の旅行プランに組み込みたい、おすすめイベントまとめ
まいどです!ナッティーダです!
突然ですが、皆さんは大阪でどんなお祭りやイベントが開催されているかご存じですか?
お笑いや食い倒れのイメージが強い街やけど、季節ごとに見てほしい景色や、体験したいイベントもあるんよ。
今回は大阪のお祭りやイベント、見どころをシーズン別に紹介していきます。ぜひ、旅行の計画を立てる参考にしてもらえればうれしいです。
[目次]
【1月】十日戎(今宮戎神社ほか)
十日戎とは関西を中心に親しまれているお祭り。
各地の戎神社では、七福神の一柱であるえびす様を祀るお祭りとして、古くから行われてきたんよ。とりわけ今宮戎神社の十日戎が有名。1月9日~11日の3日間は宵戎・本戎・残り福と言われ、福笹に色とりどりの縁起物を飾り付け、参拝者は商売繁盛を願う。
華やかな宝恵駕籠(ほえかご)や福娘もきれいで、新年最初のお祭りにふさわしい見どころたっぷりな行事なんよ。
[期間]1月9日~11日
[アクセス]
南海高野線「今宮戎駅」下車すぐ
大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」から徒歩約5分
大阪メトロ堺筋線「恵美須町駅」から徒歩約5分
阪堺線「恵美須町駅」から徒歩約5分
JR・南海「新今宮駅」から徒歩約10分
※十日戎は関西各地の戎神社でも開催されています。
【1~3月】大阪城公園の梅林(大阪城公園)
むかーし昔、奈良時代のお花見といえば「梅」を楽しむものだったらしい。皆さんは知ってました??
文学に詳しい友人が言うには「奈良時代に成立した日本最古の和歌集・万葉集には、桜を詠んだ歌は43首おさめされているのに対し、梅は110首もある。当時は梅の方が人気があったのでは?と言われているんや」なんやって。
そんな梅を楽しめる代表格いえば大阪城公園。105品種・1,245本もの梅が植えられていて、白や薄いピンクの花が可愛らしいんや。
早咲きの梅は1月から咲きますが、一番の見ごろは中咲きの梅が咲き誇る2月中旬。一輪咲きの可憐な梅、咲きそろった華麗な梅たちを、ぜひ愛でてみませんか。
[期間]1月下旬~3月
※開花時期については気候により変動します。
[アクセス]
大阪メトロ長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」から徒歩約9分
JR環状線「大阪城公園駅」から徒歩約12分
※JR環状線・大阪メトロ中央線「森ノ宮駅」や大阪メトロ谷町線「天満駅」「谷町四丁目」からも徒歩で行けますが、大阪城公園内をかなり歩くことになります。
【2月】大阪マラソン(大阪市内)
2011年に第1回が開催されて以来、大阪の恒例イベントとして定着した大阪マラソン。
当初は秋のイベントやったけど、第10回からは2月開催に変更されたよ。
開催日は大阪のメインストリート・御堂筋がランナーでいっぱいに。大阪市中央公会堂や道頓堀、京セラドームといった大阪のランドマーク付近を駆け抜け、ランナーたちはゴールの大阪城公園を目指します。
沿道には多くの人が集まり、ランナーに「がんばれー!」と声をかける。街全体のイベントって感じがして、私は大阪マラソンが大好きやねん!
【3月~4月】桜シーズン(大阪市内)
広大な敷地に約3,000本もの桜がある大阪城公園では、大阪城天守閣と桜の共演が楽しめる。その大阪城公園の北側を流れる大川へ行くと、これまた川沿い(毛馬桜之宮公園)を埋め尽くす桜の景色が広がってる。初めて大阪に来た時「大阪って大都市やのに、桜を楽しめる名所がたくさんあるんやなぁ」って驚いたもんやわ。
大阪の桜の見頃は、概ね3月下旬から4月上旬。このタイミングで大阪を訪れる人は、ぜひお花見も楽しんで!
おすすめの桜の名所はこちらの記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください!
【2025】大阪でめっちゃ桜が楽しめる、おすすめの名所13選。今年の開花予想も紹介します!
https://maido-bob.osaka/2024/02/01/osaka-sakura-spot-best13/
[期間]3月下旬~4月上旬
[アクセス]
大阪メトロ谷町線「天満橋駅」「南森町駅」から徒歩
京阪「天満橋駅」から徒歩
JR東西線「大阪天満宮駅」「大阪城北詰駅」、JR環状線「桜ノ宮駅」から徒歩
【4月】造幣局の通り抜け(造幣局)
日本の貨幣や勲章・褒章および金属工芸品などを製造している造幣局では、ヤエザクラの開花時期の7日間に、構内通路を通り抜ける催しを開催しています。
私も友人に誘われて行ったことがあるんやけど、560mの通路にヤエザクラを中心とする約140品種の桜が植えられていて、「桜ってこんなに種類あるんやー、きれいやなー」って楽しめたよ。
※通り抜けにはインターネットでの事前予約が必要です。
[期間]4月下旬
※開花時期については気候により変動します。
[アクセス]
大阪メトロ堺筋線・谷町線「南森町駅」から徒歩約15分
JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩約15分
JR環状線「桜ノ宮駅」から徒歩約15分
【4月~5月】ネモフィラ祭り(舞洲)
丘一面がプラチナムブルーに染まる、大阪まいしまシーサイドパークのネモフィラ祭りは、その美しさが注目され、映えスポットとして年々人気が高まっているイベントなんよ。
桜やチューリップとのコラボ、夕日との共演など、訪れる時期や時間によってさまざまな景色を見せてくれます。
[期間]4月初旬~5月初旬
※2025年は大阪・関西万博開催のため開催中止となりました。
[アクセス]
大阪メトロ中央線「コスモスクエア駅」から北港観光バス・コスモドリームラインに乗車。「ホテル・ロッジ舞洲前」にて下車
【5月】日本橋ストリートフェスタ(日本橋)
日本橋のメインストリートである堺筋を、全国各地から集まったコスプレイヤーが練り歩く年に一度のイベント。2024年の総来場者数は約21万人を記録したらしく、日本屈指のコスプレイベントで間違いないと思います。
旬のアニメや映画、コミック、ゲームのキャラクターだけではなく、懐かしのキャラに変身したコスプレイヤーたち。そのクオリティの高さは必見やで!
[期間]5月18日(日)
[アクセス]
大阪メトロ堺筋線「恵美須町駅」から徒歩約7分
南海「難波駅」から徒歩約8分
大阪メトロ堺筋線・千日前線・近鉄「日本橋駅」から徒歩約10分
大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線・千日前線「なんば駅」から徒歩約14分
【6月】愛染祭り(愛染堂)
聖徳太子の「苦しみ、悲しみを抱く人々を救済したい」という意向を受け継ぐお祭り。聖徳太子さんって偉い人なんやね。
日本最古の夏祭りと伝わっていて、その歴史はなんと1400年もあるらしい!また、天神祭、住吉祭と共に大阪三大夏祭りに数えられ、その先陣を切ることから「愛染さんで大阪の夏は始まる」とも言われているんや。
見どころは浴衣姿の愛染娘を乗せた「宝恵かご」パレード。てんしばから愛染堂へ練り歩くよ。
「ほーえーかーごー」の掛け声を響きわたり、大阪の夏祭りらしい熱気に包まれる。また、露店も多く出店され、期間中は夏祭りらしい賑わいをみせるで!
祭事中は良縁成就・縁結びや商売繁盛のご利益がある愛染明王と、豊臣秀吉が奉安したと伝わる大日大勝金剛尊が特別に開帳されるので、参詣する際はお見逃しなく!
[期間]6月下旬
[アクセス]
大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ケ丘駅」から徒歩約2分
大阪メトロ御堂筋線・谷町線・JR「天王寺駅」から徒歩約15分
近鉄「阿部野橋駅」から徒歩約17分
【7月】令和OSAKA天の川伝説(大川)
7月7日の七夕の夜、LEDを光源とした直径8.5cmの「いのり星®」が放流され、大川(旧淀川)は夜空のように輝きます!その光景は、まるで天の川が地上に生まれたかのようで、とても特別感のあるイベントなんや。
人々の願いが込められた光が川面で輝く、美しい景色を楽しもう!
※いのり星®を放流するには、入場券といのり星®放流券がセットになったチケット(前売り券1,500円、当日券1,800円。いずれも税込み)を購入する必要があります。
[期間]7月7日
[アクセス]
京阪・大阪メトロ谷町線「天満橋駅」からすぐ
【7月】天神祭大阪天満宮ほか)
日本各地の天満宮で催されるお祭り。特に大阪天満宮の天神祭は、日本三大祭りにも数えられる日本屈指の祭典です。
6月下旬から7月25日の約1か月間、さまざまな行事が行われます。とりわけ7月25日の本宮では大川(旧淀川)に多くの船が浮かぶ船渡御(ふなとぎょ)が行われ、盛大な奉納花火が打ち上げられるよ。
[期間]7月24日(宵宮)、25日(本宮)
[アクセス]
大阪天満宮へは大阪メトロ谷町線・堺筋線「南森町駅」、JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩約5分
【8月】なにわ淀川花火大会
そして、大阪で暮らすようになった私にとって、8月の淀川の花火大会は毎年楽しみにしているイベントの1つ。日本の花火って色や形のバリエーションが豊富で最高や!
約1時間にわたって趣向を凝らした花火が、ひっきりなしに夜空を彩ります。中には視界を覆うように空いっぱいに広がる大玉もあり、そのダイナミックな迫力は日本最大級と称賛する人もいるんやって。
テレビや動画でも視聴できるけど、ドーンという体の芯に響く音と振動は現地ならでは。開催時期に大阪に来られる人は、ぜひスペシャルな体験を!
[期間]8月の第一土曜日
※2025年は日本国際博覧会「大阪・関西万博」の開催期間の関係上10月18日(土)に開催
[アクセス]
阪急各線「十三駅」、阪急京都線「南方駅」、阪神「姫島駅」、JR神戸線「塚本駅」「御幣島駅」、大阪メトロ御堂筋線「西中島南方駅」からそれぞれ徒歩
【8月】万灯供養(四天王寺)
お寺やお墓にお参りしてご先祖様を供養するお盆に、四天王寺では万灯供養が行われます。
夕方からご先祖の霊名が記された約1万本のローソクに火が灯り、僧侶らの般若心経が響き渡る。
伽藍を背景にしたローソクの灯はとても神秘的。ご先祖様へ感謝の祈りを捧げたい人は、ぜひ四天王寺へ。
[期間]8月9日~16日
[アクセス]
大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ケ丘駅」から徒歩約5分
JR「天王寺駅」から徒歩約12分
大阪メトロ御堂筋線・谷町線「天王寺駅」から徒歩約12分
近鉄「阿部野橋駅」から徒歩約14分
【9・10月】だんじり祭り・ふとん太鼓(大阪各地)
無病息災を願う夏祭りに対し、秋祭りは五穀豊穣を感謝するお祭り。大阪でも各地で秋祭りが開催され、だんじりやふとん太鼓が行われるんよ。
「だんじり」は山車を曳く神賑行事。走りながら一気に曲がる「やりまわし」のド迫力が魅力です。山車には歴史上の物語を題材とした彫刻が施されており、走る芸術品と表現する人もいます。
ふとん太鼓は、朱色の座布団を五枚重ねた太鼓台を威勢よく担ぎ上げます。総重量約2トンの神輿を、勇壮に担ぎ上げる姿が見どころやで。
[期間]9月~10月
※岸和田市や堺市をはじめとする大阪府内各地で開催
【11月~12月】箕面公園の紅葉(箕面市)
「日本の滝百選」に選定されている落差33mの箕面大滝をはじめとする、豊かな自然が広がる府営箕面公園。紅葉の名所としても知られており、織田信長や松尾芭蕉、野口英世などの偉人も立ち寄ったと伝わっているんやって!
最寄り駅の阪急「箕面駅」から大滝へつ続く約2.7kmの滝道は、歩くやすいように舗装されているから、ハイキング初心者でも安心してたどり着けるはず。約40分の道のりを歩き、大滝の絶景を見てみて!
[期間]11月中旬~12月初旬
※各年の気候・気温により変わる可能性あり
[アクセス]
阪急箕面線「箕面駅」から徒歩約40~50分
【11月~2月】大阪・光の饗宴(大阪各地)
大阪・光の饗宴では、大阪のシンボル中之島の水辺に広がる光のアート「OSAKA光のルネサンス」をはじめ、各地で光のプログラムが実施されます。
特に「御堂筋イルミネーション」では、大阪市内を南北に貫く御堂筋が光の道に変貌。約4kmにわたる街路樹にイルミネーションが取り付けられ、街を華やかな光で彩ります。この幻想的な景色を、ぜひ楽しんでほしいです!
[期間]11月~2月
※大阪府内各地で開催
今回は私がおすすめしたいシーズンイベントを取り上げましたが、大阪では他にもたくさんの催しがあります。大阪に遊びに来たら、合わせて体験してくださいね!!

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