

Osaka Bob FAMILY
想像のはるか上のクオリティ!PASONA NATUREVERSEは感動のパビリオンだった
まいど!大阪生まれ・大阪育ちのマナブです。
2025年大阪・関西万博は見どころいっぱいと話題やね。そんな中、僕が開幕前から大注目していたパビリオン“PASONA NATUREVERSE”へ行ってきました。大好きな鉄腕アトムがナビゲーターを務めると聞いて「これは絶対に行きたい」って思ってたんよ!
というわけで、期待に胸を膨らませて訪れたパソナのパビリオンは……想像をはるかに超える感動が待ってた!という話をさせてもらいます。
どのパビリオンを回ろうかと検討中の皆さんも参考にしてください。
[目次]
生命の進化と無限の可能性を伝える「生命進化の樹」
PASONA NATUREVERSEへ到着しました。
広場の反対側に立つ実寸大のガンダムが注目を集めていますが、こちらも負けてはいません。
建物の先端には我らが鉄腕アトム!
パビリオンへ入る人だけではなく、通りすがりの来場者もスマホで撮影しまくりです。さすがの知名度やね★
それでは中へ入ってみましょう。
最初に僕たちを迎えてくれるのは「いのちの歴史ゾーン」。目の前にはド派手な樹が立っていました。
「生命進化の樹」と名づけられたこの樹をよく見ると、5億9千万年前のカンブリアン紀、3億5000万年生存したとされるアンモナイトなどの過去から、インターネットやAIが台頭する現代、さらにその先の未来まで地層で表現されています。
で、ちょっと注目してほしいのが黄色の部分!
黒い点がたくさんあるんやけど、これミツバチやねん。
「何でミツバチ?」って思うよね。するとスタッフさんが「ミツバチは花粉を運ぶだけではなく、生態系の情報ネットワークそのものだと言われています。もしミツバチの情報ネットワークが崩れると、作物の減少、生態系バランスの崩壊、人類の食糧供給が破綻するんです」と教えてくれた。
いくらIT技術が進化しても、ミツバチがいなければ僕らは滅ぶのか…💦
知らんかった。ミツバチさんいつもありがとう!
そして、ド派手な樹なんて言ってごめんなさい。
ササっと通り過ぎる人もいるけど、生命進化の樹は未来に思いをはせる刺激になるなぁ。みんなもじっくり見るべし!
ブラック・ジャックが未来の医療を実践。ネオアトム誕生の物語
それでは、先へと進みましょう。
次はネオアトム誕生の物語が紹介されていました!

©Tezuka Productions

©Tezuka Productions
人類の危機を回避するために戦い、大破したアトムは宇宙空間をさまよい、長い年月が経った。そのアトムをブラック・ジャックがiPS心臓を移植して、よみがえらせるという物語。

©Tezuka Productions
ネオアトムとして生まれ変わる感動の話に「ええ話や~」っと涙をこぼしそうになったは僕だけじゃないはず。ここでパビリオンが終わっても文句言いませんよパソナさん!
ところで、ネオアトム誕生の物語で出てきた“iPS心臓”って何やろ?
その答えは次のエリアにありました!
拍動するiPS心臓。未来は確実に近づいていると実感!
ここからは「からだゾーン」というエリア。
部屋の中心に大勢の人が集まっています。その中心には赤い水槽。おや?何かが浮かんでるぞ。
ん?なんやろ?おぉ動いてる!
「ほえー、心臓や!」
なんと、ここでは現在開発中のiPS心臓が展示されていました。iPS細胞をもとにした心臓の立体モデルを動態展示する試みは、世界初らしい。赤い培養液の中でiPS心臓がドクドクと拍動してる。そうか、これがネオアトムに使用された心臓か!いやいや、マジで驚いた!
展示されているiPS心臓の向こう側で、ブラック・ジャックがネオアトムに語りかける。

©Tezuka Productions
「医療技術だけではなく、さまざまなテクノロジーの恩恵を受けながらも、人々が互いに助け合って暮らす社会を、我々は“NATUREVERSE”と呼んでいる」。
うわぁ、未来感が半端ない!
ネオアトムに誘われて、僕たちはNATUREVERSEの世界を紹介するエリアへと進んでいきます。
未来の医療や暮らしのアイデアがいっぱい
ここでは「未来の医療」「未来の眠り」「未来のわたし」が展示されています。
こちらのベッドは、ベッドセンサーシステムで身体の状態を感知し、一人一人に最適な眠りを提供してくれるんやって。触らせてもらったら、身体にフィットしそうな程よい弾力。「僕ならセンサーなしでも快眠できそう」なんて野暮なこと言ったらあかんで(笑)
未来の医療では「手術用ガイドワイヤー操作体験」や、遠隔治療を可能にする「未来のカテーテル手術体験」が展示されていました。
遠く離れた離島でも最先端の治療を受けられる「空飛ぶ手術室」も必見!
こちらは「未来のわたし」の展示。
人とサイバー・フィジカル空間が融合した未来社会を紹介しています。
例えば、装着すると身体機能が低下した人でも動けるようになる「装着式サイボーグHAL」や、リモートロボットが“もう一人のわたし”として、別の空間で私と同じ動きをしてくれる「マスター・リモートシステム」など、僕たちの生活を拡張してくれる技術・アイデアが紹介されているよ。
こんな世界を夢見て、たくさんの技術者、医療者が頑張っているんやね!
巨大LEDキューブが動く、圧巻のNATUREVERSEショーは必見
PASONA NATUREVERSEの最後を飾るのは「こころ・きずなゾーン」。
約2m四方のLEDキューブが動き出す「NATUREVERSEショー」がすごいんや。ネオアトムとブラック・ジャックが“自然とテクノロジーの調和”への想いを語り、未来社会「NATUREVERSE」の実現に必要なものは何かと問いかけてくる。

©Tezuka Productions
上下水平に動く25個のLEDキューブに、大迫力の映像はまさに圧巻。
見終わった頃には、きっと君もネオアトムとブラック・ジャックが提示してくれた未来にワクワクし、自分にできる何かを考えるきっかけになると思うわ!
外観デザインに込められた想い
最後に、PASONA NATUREVERSEの建物は何のカタチをしているか知ってる?
これはアンモナイトの「螺旋形状」を採用した建築デザインなんや。
約4億年前に誕生し、氷河期を含む3度の大量絶滅期を乗り越えたアンモナイトは、僕たち人類にとって“いのちの大先輩”とも言うべき存在。「いのち、ありがとう」をコンセプトに「からだ・こころ・きずな」をテーマとするPASONA NATUREVERSEにぴったりやね。
また、途中で飛ばしちゃったけど、アンモナイトの化石には、特出した光学効果を持つことから「アンモライト」と呼ばれるものがあって、世界最大級のものを含む3点がこのパビリオンで展示されてるんよ。
めっちゃキラキラ✨
これもぜひ見て行ってや!
PASONA NATUREVERSEが僕の想像のはるか上をいくって話、信じてくれた?
とはいえ、やっぱり実物を見ないと感動のすべては伝わらへん。
さあ、2025年大阪・関西万博へ行くなら、PASONA NATUREVERSEを訪れよう!

©Tezuka Productions

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