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激アツな海外パビリオン3選!アメリカ・フランス・イタリアを“絶対に行くべき”とオススメしたい理由
まいど!OsakaBobです。
今日はみんなに行ってほしい海外パビリオンについてお話します。
2025年大阪・関西万博を最高に楽しみたい人は、ぜひ読んでや!
[目次]
[アメリカ合衆国]宇宙へ思いを馳せる!コミュ力最強のスタッフにもご注目
最初に紹介するのはアメリカ合衆国。ボクの母国です!
アメリカパビリオンは「共創(Co-Creation)」をテーマに、テクノロジー、宇宙開発、教育、文化、起業家精神におけるアメリカのリーダーシップを伝える“没入型の展示”を体験できます。それではアメリカパビリオンの魅力に触れていきましょう!
アメリカの今と未来を感じるダイナミックな映像
アメリカのパビリオンでは、各部屋に同国が目指す医療や教育といった映像や展示物が用意されています。建物内の雰囲気はまるでテーマパークのようで、ボクたち来館者はワクワクと期待に胸を膨らませること間違いなし。さすがエンタメの本場やねー。
アメリカパビリオンの公式キャラクター「スパーク」がボクたちに、さまざまな映像を紹介してくれます。
展望台のようなつくりの部屋では、目の前に自由の女神が登場!
念のため言っとくけど、自由の女神をこんな角度で見られる展望台は、アメリカにございません(笑)
それにしても、この映像はドローンで撮影したんかなぁ。こんな角度で自由の女神が見れるなんて得した気分や。
その後もアメリカのさまざまな風景が流れる中…。
サプラ~イズ!出ました大谷翔平!!
フルスイングから放たれた打球は、美しい放物線を描いてスタンドイン!映像を目にした日本人の来館者がめっちゃ盛り上がってた★
全方位360度のドームシアターで宇宙旅行
アメリカといえば宇宙は外せない!
今回のパビリオンでは、全方位360度のドームシアターの空間で、宇宙への旅が体験できます。
発射へのカウントダウン。ドキドキする💦
そして、宇宙へ!
宇宙ステーションを越え、月を通り過ぎ、木星のさらに先まで進んでいく。
広大な宇宙を旅するなんて、ロマンがあるわぁ。いつの日か、ボクも本物のロケットに乗って宇宙に行ってみたいな。
この他にもアメリカパビリオンではNASAと連携した展示も用意されていて、宇宙好きの人にはたまりません。
1970年の大阪万博に続き、今回も展示された「月の石」
今回も「月の石」が展示されています。1970年の大阪万博でも超話題になったやつ。これもアメリカ=宇宙のつながりを感じさせる企画やね。
ちなみに今回展示されているのは、アプロ計画最後の有人月面着陸が実施された、アポロ17号が月面で採取した石。1970年の大阪万博で展示されたのはアポロ12号が持ち帰った石だから、別物なんよ。
余談を続けると、地球と月の距離は約38万kmもあって、時速200kmの新幹線に乗っても約80日もかかるらしい。そんな場所の石が目の前に展示されているなんて、不思議な気分や。アメリカすごいなぁ。
丁寧かつ愉快なスタッフの存在
アメリカパビリオンについてもう1つお伝えしたいのが、丁寧で愉快なスタッフの存在です。
ボクが来場した際は、こちらのスタッフさんが「皆さんはどこから来ましたかー?」「大阪のひと~」「東京のひと~」「海外のひと~」と来場者に声かけ。僕の隣にいたキムくんが「韓国でーす」って答えると「あら韓国!アニョハセヨ~」だって!もしかして、世界各国の挨拶をマスターしてはるんかな(笑)
アメリカパビリオンは予約なしで入れるのが嬉しいけど、外ではどうしても行列ができてしまいます。そんな待ち状態の人たちにも、アメリカパビリオンのスタッフさんは積極的にコミュニケーションをとって楽しませてくれる。しかも、朝から朝からめっちゃハイテンション!夜になってもハイテンション!詳しくはアメリカパビリオンのインスタをどうぞ。
https://www.instagram.com/worldexpousapavilion
[フランス共和国]ブランド企画はさすが。日本とフランスと結ぶ“想い”がステキすぎる
続いてオススメしたいのが、フランス共和国。アメリカパビリオンの隣やから、セットで行く人も多いのでは?
さて、フランスは「愛の賛歌」をテーマに、生きることの意味と愛に導かれた未来ビジョンを提案しています。
彼らが提案する愛とは
①自分への愛…自分自身を大切にしよう
②他者への愛…周囲の人との関係性を見直そう
③自然への愛…地球環境とのつながりを意識しよう
という3つで、これらが未来を紡いでいくんやって。
それでは、より具体的にフランスパビリオンの見どころを紹介していきます。
フランスを象徴するブランド企画
フランスパビリオンでは、フランスを象徴するブランドによる展示が好評を博しています。彼らが愛するフランス文化の魅力が詰まっているよ。
ディオールの制作過程を紹介する部屋では、ブルー・ホワイト・レッドの3つの「バー」スーツがお出迎え。フランスを代表するトリコロールカラーでつくられたスーツは、とても鮮やかで美しいね。
壁にはシルエットのスケッチを立体的に表した白いトワル。約400点もあるんやって!美を追求するディオールのすばらしさを感じよう。
こちらはルイ・ヴィトンの部屋。シャインゴールドの照明が豪華な雰囲気を演出しています。
創業者のルイ・ヴィトンがトランク職人だったというルーツから実現した企画で、「考える人」で知られる彫刻家オーギュスト・ロダンの「カテドラル」の組み合わされた手を囲むように、壁一面にヴィトンのトランクが展示されています。使用されたトランクは85個もあるらしい💦
「カテドラル」についてパビリオンのスタッフさんに話を聞くと「すべてのテクノロジーの始まりは“手”というメッセージを込めています」とのこと。 “愛のしぐさ”であり“職人技の象徴”でもある手…。手の彫刻はパビリオン内のさまざまな場所に展示されているので、ぜひ探してみてね。
さて、ディオールやルイ・ヴィトンの展示は、さまざまなメディアでも取り上げられており、かなり有名やね。でも、フランスパビリオンの魅力はこれだけじゃないぞ!
アートに自然。フランスが大切にする歴史・文化への想い
フランスパビリオンには屋外エリアがあります。マイクロバイオームとミトコンドリア研究の先駆者・ニナファームが手掛けた「奇跡の庭園」です。
六角形の池の向こうに見えるのは、樹齢1000年超えという奇跡の長寿を誇る「若さの樹」。
この樹は、2005年にニナファームが発見した樹齢2300年の野生のオリーブ「ゼウス」と同様のマイクロバイオームを持つ、樹齢1000年を超える8本の千寿オリーブの1本で、大阪・関西万博のために輸送したんよ。
オリーブで発見された微生物が、周囲の木や空気中にエネルギーを発散してるらしい。めっちゃパワースポットやん!!
また、フランスはワインも有名!
こちらの洞窟のような部屋では、フランス北部に位置するワインの名産地・アルザス地方における、ブドウの育成からワインづくりまでをアニメーションで紹介しているよ。
天井から吊り下げられた丸い照明がブドウを表現。次の部屋へ進む出口もよくみるとワインボトルの形に。細かい部分までオシャレをこだわり抜く姿勢は、さすがフランスって感じやね!
日本とフランスの心をつなぐ物語
フランスパビリオンにおける最高の見どころは、日本とフランスのつながりではないでしょうか。
奥に飾られている巨大なタペストリーは、ジブリの「もののけ姫」のワンシーン。「呪いの傷を癒すアシタカ」と題した作品です。フランスの職人たちが織り上げたクオリティが半端ない!
そのタペストリーの前に展示されているのは、2019年の火災から難を逃れた、ノートルダム大聖堂のキマイラ像。タペストリーのアシタカたちを見守るように、奇跡のキマイラ像が鎮座する。最高のコラボレーションや!
さらにこんな展示も!
左側はフランスのモン・サン・ミッシェルで、右は広島県の厳島神社の鳥居。2つの世界遺産がしめ縄でつながる姿がとっても幻想的やね。
ともに海に囲まれた歴史的な建造物で、両国のつながりを示す愛のインスタレーション。ちなみに、モン・サン・ミッシェル市と廿日市市は観光友好都市提携を結んでいる間柄なんよ。
「美術館のようだった」という感想が多いフランスパビリオン。確かにブランドを使った展示も魅力やけど、日本とフランス両国の人々が愛し、誇りに思う文化、相手や自然への敬意や絆がステキすぎます。感動的なパビリオンや!
[イタリア共和国]“本物”の美術品を間近で鑑賞!イタリア料理も楽しもう
最後に紹介するのはイタリアのパビリオン。
「芸術は生命を再生する」をテーマに、イタリア各地の魅力を紹介するエリアや、カラヴァッジョの名作「キリストの埋葬」を展示するバチカン空間など、4つのエリアに分かれているよ。
それでは、オススメのポイントを紹介していくね。
貴重な“本物”の美術品が楽しめる
イタリアパビリオンの最大の特徴は、貴重な美術品の数々。
古代ローマ時代に制作されたという「ファルネーゼのアトラス像」。
神々との戦いに敗れた巨神アトラスが、天空を支える罰を与えられた…、というギリシャ神話に着想を得て、生み出された作品なんやって。
展示はこの大阪・関西万博が初!ものすごい迫力とオーラを放っております!
こちらはカラヴァッジョの名作「キリストの埋葬」。
暗闇の中にスポットライトを当てたかのような絵は、カラヴァッジョが得意とした手法やね。日本での展示は初なんよ。こちらも必見の美術品や。
この他にもレオナルド・ダ・ヴィンチ直筆のメモや素描なども展示。
32個の陶器でつくった心臓を鼓動させて、無限の連続性を表現する「Apparato circolatorio」というインスタレーションも話題やね。
とにかく館内にはアーティストによる作品がいっぱい。「あれも芸術品、これも芸術品」と歩く先々ですばらしい作品に出会えるチャンスなんよ!
日本とイタリアのつながりを感じる作品も
イタリアパビリオンでは、大阪・関西万博を意識した両国のつながりを示す作品も展示されています。
こちらの絵画に描かれている人物は伊東マンショ。1582年に天正遣欧使節の一員として、13歳でローマへ派遣された人やで。使節団は3年かけてイタリアへ行き、ローマ市民から熱烈な歓迎を受けたと伝わっているよ。
日本とイタリアの架け橋のような存在を展示するなんて、心憎いね!
この他にも、さまざまな作品が展示されているんやけど、それらに目を奪われ過ぎると気付けないのがこちら。
色が同化していて分かりづらいかもしれへんけど、天井に飛行機の模型があります。
これは1920年にローマから東京へ初めて飛んだ「アルトゥーロ・フェラリンの飛行機」の模型。日本とイタリアの友好の原点なんやって!
余談やけど、ジブリ作品「紅の豚」の主人公ポルコ・ロッソの友人フェラーリンは、アルトゥーロ・フェラリンから名前をもらったそうやで。
イタリアパビリオンはルネサンス都市「ウルビーノ」にインスピレーションを得たデザインになっていて、上映後にシアターのスクリーンが動いて展示部屋が出現するなど、イタリアらしさに先端技術を加えた展示も面白いよ。
ほかにもイタリアの特許技術や革新的なプロジェクト紹介が良かったという感想も!
イタリアといえばフェラーリも忘れちゃいけないよね!
FⅠの名門にして、車好きなら一度は憧れる自動車メーカーでしょ。
イタリア各地の伝統的な料理も楽しめる
イタリアパビリオンについて伝えたことがもう1つ。ぜひレストランものぞいてください。
エレベーターで3階へ上がると、屋上のレストランがあります。パビリオンに入らなくても利用可能で、イタリア各地の伝統的な料理が楽しめると人気なんよ。食文化に関するワークショップが開かれることもあるらしい!
料理はパスタ、肉料理、魚料理、ピッツァ、ティラミス、カンノーリ、パンナコッタ、ジェラートなどが楽しめる。ちなみに、スタッフさんにおすすめフードを聞いたら「ボロネーゼ」と即答やった!
また、1階でも軽食をいただけます。
人気はジェラート。ILLYのコーヒーが日本で飲めるのが嬉しいって人もいたよ。
ボクはアマレーナのジェラートを食べました(アマレーナとはチェリーのこと)。めっちゃ美味しかったで!
こちらはピンサとボンボローニ。
ピンサとは小麦粉だけでなく大豆粉や米粉を生地に用いた料理で、ピザよりも軽い食感が特徴。イタリア人が大好きなヌテラを選んだよ。
右側がイタリア発祥の揚げ菓子・ボンボローニ。ピスタチオ味をセレクトしました♡
もちろんピザも超おすすめ!
入るのはなかなか大変やと思うけど、ガラスケースに入っていない芸術品を至近距離で鑑賞できる機会なんて他にもないかも!
スタッフさんも「作品を日本に運ぶには、たくさんの申請や許可取りが必要でした。飛行機を乗り継いで大阪まで運んだものもあります。本当に大変でしたが、“本物のすばらしさ”を体感してほしかったので頑張りました!」って話してた。
現地から何時間もかけて運ばれてきた作品たち。アトラス像は10日もかかったらしい💦
イタリアパビリオンは、長蛇の列を並んででも入る価値があると思います!!
以上、おすすめ海外パビリオンの紹介記事でした。興味を持った人は、アメリカ、フランス、イタリアのパビリオンへ行ってみてね。
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