とても美しい日本の手持ち花火

Osaka Bob FAMILY

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花火買うなら松屋町!手軽に楽しめる日本の手持ち花火は最高にcoolや!

まいど!Osakaボブです。
日本に来ていろいろな文化を経験したけど、花火は特にビックリした。だってボクの母国アメリカで花火といえば建国記念日やHappy New Year ぐらいでしか打ち上げられないけど、日本では全国各地で花火大会が開催されてるやもん。
大阪やと淀川花火大会が有名やね。そうそう天神祭の花火もすごい!たくさんの人が夜空に輝く花火を一緒に見るなんてロマンチックやなぁ。
でも、今年は新型コロナウイルス感染症防止のため、どこの花火大会も中止…ほんま残念やった。
しっか~し、日本には手に持って遊べるタイプの花火があるやんか~!
大阪の知り合いは「そんなん当たり前や」って言うんやけど、これだってボクにしたら驚きや。
だってアメリカは花火ができる日時が決められていたり、そもそも一般向けの販売は規制されてたりするんや!
州によって決まりごとが違うとはいえ、日本のように誰もが気軽に花火を楽しめるなんてことはないねん。
たくさんの種類がある手持ち花火
日本の花火は繊細で美しい

花火買うならまっちゃまち♪

そんなわけで手持ち花火がやりたくなったから「松屋町筋筋商店街」に花火を買いに行きました!
花火はコンビニとかでも売ってるけど、ここは玩具とかお菓子とか何でも揃うらしくて、地域のちょっとしたお祭りなんかやと、大抵の大阪人はここに買いに来るらしい。理由を友だちのマナブに聞いたら「まっちゃまち筋商店街のお店はひな人形や文具、おもちゃなどの問屋が多いねん。まとめ買いできてしかも安い。あんなエエとこなかなかないで!」やって。
なるほど、なるほど。
そうそう「まっちゃまち」は松屋町の愛称。大阪の人は親しみを込めてそう呼んでるんやで!

大阪メトロの長堀鶴見緑地線「松屋町駅」で降りて街に出ると、道路の両サイドにお店がずらり!
店先にはプール用品やおもちゃが所狭しと並んでて、大人でもテンション上がっちゃう。でも今日は、今日だけは目的の花火を目指して、あっちをウロウロ、こっちをウロウロ。
それで到着したのは三木直商店というお店。150年にわたってここで商いをしている老舗なんやって。
お店に入ると花火!花火!花火!!!
いっぱいありすぎて「どれ買ったらええのか分からへん~」って困ってたら店員さんが「この『九州炭火』は花火の品評会で優勝したオススメの花火なんやで」「これは長い時間楽しめるのが特徴やで」「繊細な線香花火こそ外国人に見せてあげたい花火やね」という感じで、いろいろとレクチャーしてくれた!
さすが老舗さん。頼りになる~!
玩具や人形の問屋が並ぶ松屋町筋商店街
夏の三木直商店は花火がずらり
豊富な種類の花火を取り扱う三木直商店
「まっちゃまち」は花火やおもちゃ、人形を買いたい大阪人御用達のエリア

手持ち花火、ここに注意

まっちゃまちで購入した花火を抱えて、やってきたのは淀川の河川敷。
そうそう、花火ができる場所は決まってるから事前に確認しようね。
それと、花火の注意事項もチェックしてみた。
<準備するもの>
1.水の入ったバケツ
2.火をつける道具(ローソクや線香など)
水が入ったバケツは花火のマストアイテム

<楽しみ方>
1.花火を人や家に向けない
2.燃えやすい物の近くでは使用しない
3.花火を振り回さない
花火を人に向けると危ない
燃えやすいものの近くでの花火は危険
花火を振り回すと危険
誰でも遊べるとはいえ、火を扱うから怪我しないように注意は必要ということやね。

いざ、花火を楽しもう!

さあ、準備も整ったし、いよいよ花火開始や!
友だちと一緒に楽しむ花火
滝を流れる紅葉のように美しい花火
さまざまな色に変化する手持ち花火
儚くも美しい線香花火
いきなりボワーって燃え出すから最初はちょっと怖かったけど、すぐに慣れて楽しめた!緑から赤、オレンジと次々に色が変わる花火もあれば、火花が滝を流れる紅葉のように見える花火もあったりと、どれもこれも個性があってスバラシイ!火花の1つ1つがとても綺麗に弾けて、そんな花火をボクが持っているという事実が最高にcoolや!
手軽に楽しめるのに、クオリティーも高い。こんな繊細なものが作れる日本人ってすごいなぁ。
ピストルの型紙をした花火なんて子どもが絶対に喜ぶやつやん!

そんなこんなで、いろいろな手持ち花火をやってみたけど、ボクが一番気に入ったのは線香花火。
燃え方にステップがあるんやけど知ってる?
まずは少しずつ火の玉が大きくなっていく「蕾」、その次はパチパチっと火花が飛び散る「牡丹」に。そして火の玉の周囲にいくつもの火花がはじける「松葉」になって、最後は少しずつ光が消えていく「散り菊」になって終わる。
花火の一生を見届ける気分になって、キレイなんやけど儚い。これが日本のワビサビってやつなんかな?
ちなみに三木直商店の人が教えてくれたんやけど、線香花火にも東西があるんやって。
関西は300年変わらないワラの先に火薬がついたタイプ。関東では紙すきが盛んやったから紙に包んだタイプになったらしい。
「まぁ東西と言うけど、関西以外はほぼ関東のタイプになっているから、ワラの線香花火は関西ローカルやね」って話も面白くない?
大阪で線香花火やるなら、東西両方を試してみるのもいいかもやで!
という感じで花火は終了。ホントにあっという間の時間やった♪これはクセになるかも。
日本の夏の風物詩・花火。またやりたいわ!!

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