展望台から穴場まで。大阪できれいな夕日を見るなら

少しずつ日が長くなって、お出かけや仕事の帰りに夕日が見られる日も増えてきました。
1日の終わりに、夕日を見ると、何となく気持ちが落ち着くのはなぜでしょう。夕日は、慌ただしかった日も、落ち込んだ日も、気持ちをリセットしてくれるような存在ですね。
そんな癒やし効果のある夕日が見られる、大阪の名所をご紹介します。

♦展望台からの夕日ならスカイビル！

大阪の展望台で一番人気なのは、梅田スカイビル空中庭園展望台。
その外観のカッコ良さもさることながら、エレベーターとエスカレーターを乗り継いで展望台へ向かう時のワクワク感は、“脱日常”そのもの。
特にシースルーエスカレーターでは、SF映画の世界に迷い込んだかのような気分が味わえます。
そして、たどり着く展望台は、360度が見渡せるオープンエアーで、風を感じながら眺望を楽しむことができます。こんな空間で見る夕日が、美しくないワケがない！ってことで、「日本の夕日100選」に選ばれたお墨付き。
秒単位で変わるここの夕景は、夕日が沈む時間に合わせて、展望台へ上がり、夜景まで楽しむのがおすすめです！

♦夕日の名所だったから地名も「夕陽丘」

大阪の中心部、天王寺区には「夕陽丘」という地名があります。大阪メトロにも「四天王寺前夕陽ヶ丘」という名の駅がありますね。
この「夕陽丘」、かつて夕日のきれいな場所で、海も望むことができるデートスポットとして人気だったそうです。今は、海は見えなくなってしまいましたが、きれいな夕日は健在です。周辺は多くの寺社が建ち並ぶ寺町で、石畳の通りが歴史を感じさせてくれます。ゆったりとした時間が流れ、少しタイムスリップした気分になれるかも。
夕日を見るには、大江神社や愛染坂周辺がおススメです。

♦海に沈む夕日なら、ダイヤモンドポイント

場所を移して、ベイエリアに向かってみましょう。大阪には海に沈む夕日が望めるエリアもあります。大阪府咲州庁舎展望台は、海の目の前にあり遮るものがほとんどありません。空中庭園展望台と同じく、360度のパノラマビュー！夕日の美しさは、想像できますね！

また、海遊館のある天保山ハーバービレッジから歩いて10分ほどのところにある、大阪港中央突堤は、夕日があまりにも美しいために、ダイヤモンドポイントと呼ばれているほど！
風の音を聞きながら、行き交う船や流れゆく雲の様子を見ているだけで、あっという間に時間がたってしまいそうです。
最も夕日のきれいな時期に合わせて、夕陽レストラン（ドレスコードは白。飲食物は各自持ち込み）なども行われていました。また、夕陽を見ながら、みんなで乾杯できる日が来るといいなぁ！

♦番外スポット：ベイエリア＆空港

大阪市内には3つのアーチ形水門があるのをご存じでしょうか？
半円を描くような形をした水門は大阪だけといわれ、とても珍しい水門なのですが、その水門の向こうに沈んでゆく夕陽も絶景です（写真は安治川水門）。この水門は更新が予定されていて、この形で存在するのは、あとわずか…かもしれません。一度は見ておきたい夕陽です。

そして、もう一カ所は、大阪国際空港（伊丹空港）に発着する飛行機を間近に見ながら、夕日が望める千里川の河川敷。まちなかにある空港ならではの大迫力です！昼間は、航空機の撮影スポットとして人気なのですが、夕方の幻想的な雰囲気は感動ものですよ。

いかがでしたか？
大阪で夕日がきれいなスポットはまだまだあるので、ぜひお気に入りを探してください。