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大阪で無料はここだけ! ウォンバットのいる五月山動物園

池田市の五月山公園内にある五月山動物園は、昭和32(1957)年に開園した歴史ある動物園。
阪急宝塚線の池田駅から徒歩約15分ほどですが、日本で2番目に小さい動物園といわれていることはさておき、なんと全国でも数少ない無料で楽しめる動物園なんです。
それでいて、珍しい動物にも会えて、触れ合うこともできる、動物好きには心躍る動物園です。

[目次]

■動物園のアイドル、ウォンバット

姉妹都市提携をした記念にと、オーストラリアのローンセストン市から池田市へワラビーが贈られたのは、1967年のこと。
さらに、1990年に提携25周年の記念にウォンバットが贈られ、五月山動物園で飼育されることになりました。

現在、4頭のウォンバットがここで暮らしていますが、基本的に夜行性のため、朝や夕方が活動的なようです。
この日は、1頭だけが姿を見せてくれました!
少し内股気味に、お尻を振って歩く姿が何ともキュートです☆
つぶらな瞳で何を見ているのでしょうか・・・
五月山動物園のウォンバット
キュートな姿がかわいい五月山動物園のウォンバット
この子たちの様子は、五月山動物園公式のライブカメラ「ウォンバットてれび」で見られるので、遠方の方もぜひご覧ください♪
ちなみに、五月山動物園の他には長野市にある茶臼山動物園にもウォンバットがいるようです。

五月山動物園のスゴイところは、飼育されている中で世界最高齢に認定された「ワイン」という名のウォンバットがいて、繁殖にも成功しているところ!
よほど居心地がいいのかもしれませんね。

■ワラビー、エミューなどオーストラリアの動物も

オーストラリアからやってきた動物はウォンバットだけではありません。
ここには、ワラビーに加え、オーストラリアの非公式な国鳥とされているエミューもいます。
五月山動物園で飼育されているワラビー
一部の動物たちには、園内で販売されているエサをあげることもできるので、そんな触れ合いもお楽しみのひとつです。
オーストラリアで非公式ながらも国鳥となっているエミュー。五月山動物園
他には、ヒツジやヤギ、アルパカにミニブタなど、おなじみの動物たちもいて、訪れる人たちを楽しませてくれています。
五月山動物園のヒツジ
五月山動物園で飼育されている動物たち

■超人気!予約制のふれあい広場

園内の一角にある、有料で動物たちと触れ合える「ふれあい広場」。
無料で入れる動物園なのに、ここだけは有料なのですが、一番人気のエリアかもしれません。
土日ともなれば、毎回満員になるほど。15分の入れ替え制で、1人100円でカメやウサギ、ニワトリなどとの触れ合いが楽しめます。
ポニーの引馬体験(500円)やポニーにんじんエサやり(100円)などもありますよ。
五月山動物園ではポニーの引馬体験やエサやりもできます

■ウォンバットを探せ!

池田駅から五月山動物園に向かう途中、商店街や道沿いなど、さまざまな場所でウォンバットに出会いました。
池田駅から五月山動物園の道中にあるウォンバットの像
そして、池田市の市制70周年を記念して誕生したイメージキャラクター「ふくまる」もウォンバットがモデルとなっています。
ウォンバットのマンホールもあるようなので、ぜひ探してみてください!
池田駅から五月山動物園の道には、さまざまなウォンバットのしかけがあります
五月山動物園前にある売店のほか、池田駅前の観光案内所ではウォンバットのグッズが販売されていますが、まちなかのお菓子屋さんなどでウォンバットモチーフのお菓子を見かけることも。
ウォンバット愛にあふれた池田のまち、五月山動物園の近くには池田城跡公園や逸翁美術館、池田駅の南側にはカップヌードルミュージアムなど、見どころがいっぱい。

大阪の中心部からは少し離れたまちですが、わざわざ訪れる価値、あり!
五月山動物園の近くにある池田城跡公園

五月山動物園

[開園時間]9:15~16:45
[休園日]毎週火曜日(祝日の場合は、翌平日)

詳細情報

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