オムライスといえば北極星！優しさを包み続けて100年。その魅力とは？

洋食の定番ともいうべきオムライス。
ケチャップライスを卵で包んだシンプルな料理ながら、
トマトの酸味や卵の味と柔らかさ、その包み方にソースまで、
作り手によってさまざま。
そんな中でも、不動の人気を誇る大阪の「北極星」をご紹介！

大阪生まれのオムライス

ふわっふわの卵に包まれたケチャップライスを、添えられたソースにからませながら食べるオムライス。
洋食店で提供されることが多いですが、実は大阪生まれ。
初めて、オムライスを提供したとされているのは、大阪の「北極星」というお店なんです。

時は1926年、毎回オムレツとライスを注文する常連のお客さんのために、
オムレツでライスを包んで提供してみたことが始まりだとか。
胃が弱くて、こってりとした洋食が食べられず、
おいしく食べることができたのがオムレツとライスだったようで、
当時のシェフが、毎回同じではかわいそう…と、考案したメニューでした。
オムライスは、シェフの優しさから生まれたメニューだったのですね！

当時のオムレツとライスを再現

そんな、当時のオムレツとライスが食べられるのが、エキマルシェ大阪店。
「小高さんの朝ごはん」という朝11時までの限定メニューです。
そう、胃の弱い常連さんって、小高さんというお名前だったのです。
近年のエッグショックにも負けず、ワンコイン（500円）で提供されている、
お財布にもやさしいモーニングです。
ライスかごはんの選択ができて、ドリンクもついているので、
ごはん派もパン派も満足できます。
パンにもごはんにも合うオムレツって最高♪

お店によるバリエーションを楽しもう

北極星は、大阪府下に複数店舗があって、どのお店でもオムライスがいただけるのですが、
店舗によって、限定メニューなどがあります。
大丸梅田店の地下2階のイートインコーナーにある梅田店は、
カウンターのみで、気軽に立ち寄ることができます。
ワンプレートにいろいろのった、お子様ランチのようで夢があるミニオムライスプレートをいただきます！

オムライスのサイズは、通常より少し小さいですが、
チキンライスかきのこライスが選べます。
オムライスのソースは酸味が控えめでまろやか。
少しずつ崩し、ソースを絡めながら食べ進めます。

ミニオムライスプレートには、
サラダや唐揚げ、エビフライが２つもついて、満足感大！
揚げたてのエビフライは衣がサックサクです。
卵には、味付けがされていないそうで、それもおいしさの秘密かもしれません。
「ミニ」のネーミングに騙される、結構なボリュームでした！

また、ルクア地下2階にあるルクア大阪店では、プリンのついた「プリティプレート」などがあります。

心斎橋本店でオムライス作りを習う

最近は、ショッピングモールなどで北極星のオムライスが気軽に食べられるようになりましたが、心斎橋本店は純和風の風情ある建物。
もともと、ふぐ料理店として展開していたため、このような建物のようです。畳敷きの店内には中庭もあり、その雰囲気が特に外国人に人気です。

この、心斎橋本店では、熟練シェフ直伝のオムライス教室も開催されています。
ちょっとしたコツを教わるだけで、今までとは一味違うオムライスが作れるようになるかも！
専用フライパンと特製ケチャップがお土産についてくるのもうれしい！
予約制で、月に1回だけの開催ですが、オムライス好きな方はぜひ☆

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