吹き抜けに展示されている初代「黄金の顔」。左下にいる人から推測しても、数倍の大きさがあることが分かる

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太陽の塔、今の「黄金の顔」は2代目。初代は、万博公園内で迫力の復活展示中!

大阪万博「EXPO‘70」のレガシー・太陽の塔。その塔頂部にある今の「黄金の顔」、実は2代目なのをご存じだろうか。
54年前の大阪万博の会期中、約6400万人の入場者を見届けた初代の「黄金の顔」は、修復されて2023年から、万博公園内の施設「EXPO‘70パビリオン」の別館に展示されている。金色に輝く造形の迫力を、間近に感じることができる。

[目次]

直径約10m。地上からは実感できなかった大きさにビックリ!

圧倒的な存在感を示す初代「黄金の顔」

直径10.6㍍、重さ12㌧。岡本太郎氏がデザインし、亜鉛メッキをした鋼板340枚を組みあわせ、その上に、金色の塩化ビニール製特殊フィルムを張って作られた。目の部分の直径は2㍍もある。実際は高さ70㍍のところに据えられているため、地上からでは実感できなかった大きさに驚く。
この初代「黄金の顔」は、万博閉幕後も22年間、塔の上にそびえ続けていたが、風雨で傷んでさらなる劣化のおそれがあるため1992年、ステンレス製で作り直した2代目に付け替えられた後、塔から下ろして分解され、万博公園内の倉庫に収蔵された。

復活公開に向けて、EXPO’70パビリオンに別館を増設!

その後も長く保管が続いたが、2025年大阪・関西万博を控え、70年万博のレガシーを多くの人に見てもらおうと2020年ごろから本格的修復を行い、2023年8月から復活公開に至った。

初代「黄金の顔」を展示するために作られたEXPO'70パビリオンの別館

倉庫に眠っていた30年の間に数回、横に寝かせて顔が上を向いた状態で催事展示されたことはあったが、今回の復活公開では壁に取り付け、本来の立った状態で展示。余りに大きいため、2階まで吹き抜けにした専用の別館が、増設された。

エントランスにある70年万博の桜のマーク
本館から別館への通路。初代「黄金の顔」は横からも拝見できる

見上げたり、見下ろしたりして、そのインパクトを堪能できる。入館料は、本館・別館込みで大人500円。写真撮影もOK(2階キャットウオークからの撮影のみ別途有料)。

1970年の大阪万博で使用されたユニホームなども展示!

この万博公園内「EXPO‘70パビリオン」は、太陽の塔の東200㍍にある。

旧鉄鋼館をリユースして2010年にオープンしたEXPO'70パビリオン。右の白い建物が増築した別館

現場にあった旧鉄鋼館を再利用して2010年にオープン以来、万博の開催資料、開会式の映像、各パピリオンの概要、入場券、ユニホーム、電気自動車などの備品ほか3300点を紹介している。

会期中のユニホーム
初代「黄金の顔」の目の中で点灯していたキセノンライト

初代「黄金の顔」の目の中で会期中、サーチライトのように点灯していたキセノンライト一対も展示されている。
開館は10時~17時。毎週水曜日定休。別途万博公園の入園料必要。

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