[工場長が行く!Vol.3]今日のオススメは?がまさかの展開。「焼鶏だんな」さん

皆様こんにちは!
日本製で個包装!安心安全の大阪マスク工場長です。

さて、今回で3回目になる「大阪マスク」販売店の紹介記事です。
前回までの記事はコチラ

[工場長が行く!Vol.1]大阪府民の為の大阪土産「天満天神MAIDO屋」さん
[工場長が行く!Vol.2]大阪人でもクラクラするコッテコテの「いちびり庵」さん

さて、前回まではお土産屋さんの取材ページをカタカタと書かせてもらいましたが、今回は飲食店です。
それも焼鶏ですよ焼鶏!
焼き鳥ではなく焼鶏。
焼鶏だんなさんにお伺いさせてもらいました。

[もくじ]

●夏と言えば焼き鳥とビール!

ほら、僕って少し生樽みたいな体型なんですけど、焼き鳥いや焼鶏にも目がなくて、実家が昔焼き鳥屋でした。
ですので今回は忖度なしで記事を書かせてもらおうと思ってます。

場所は難波のラブなホテルが立ち並んでいるエリアの路地の一角にひっそりとございます。
国道26号線と四つ橋筋が合流する少し北のなんば側の路地にございます。
なんばにある焼鶏だんな
店名が「焼鶏だんな」なのに看板に「今夜は焼鳥にしよう」とあります。
矛盾です。
こちとら最初に「焼き鳥じゃなく焼鶏よ!」っていきり倒したのにまさかの赤っ恥です。
冒頭の二行を返してほしいくらいです。
穴があったら入ります。

さてそんな事より、取材当日はまさかの雨でした。
普段ならビニールカーテンが掛かっているところも客席になり外で飲めるようになってるみたいです。
冬場はこたつも置くそうです。

まずはオススメを聞いたのですが
焼鶏だんなの夏の季節メニュー
この季節のメニューがオススメだそうです!
焼鳥どころか鶏肉メインの料理が無いとか正気の沙汰ではないのですが、オススメだというので一番上に載っているゴールドラッシュの天ぷらを頼んでみました。
蒸しナスの上に乗ってるそぼろが鶏肉なことを祈るばかりです。

焼鶏だんなのとうもろこしの天ぷら
ちょっと写真が下手くそでわかりにくいかもしれませんが、とうもろこしの天ぷらです。
季節のメニューは当たり前ですが季節によって変わってしまうので行ったときには間に合わないかもしれませんが、このゴールドラッシュの天ぷらは人気で毎年夏にはメニューに並ぶとのこと。
お塩でいただくのですが、とうもろこしが甘くて塩が丁度いい甘じょっぱさを演出!これはたしかに美味しいです。

●卵黄がとろ~っとタレと一緒に絡みつく絶品に舌鼓!

さて、次はみんな大好き肝刺しです。
焼鶏だんなの肝刺し
血もしっかり掃除されてて取り忘れも無く、臭みもなく写真で見るより白く脂がのっててすごく美味しかったです。

さぁいよいよ焼鶏…じゃなかった焼鳥です。
串を頼まないといけません。

まずは串で一番オススメの「月見つくね」280円
卵黄との

卵黄がとろ~っとタレと一緒に絡みつき絶品です。

つくねは徳島のブランド地鶏「阿波尾鶏」を使用しているそうです。

阿波尾鶏…その肉の特徴は、うま味成分であるアスパラギン酸、グルタミン酸を多く含有するために大変おいしく、身が締まり、適度な歯ごたえがあり、鮮度が長持ちします。※徳島県立農林水産総合技術支援センターHPより抜粋

アスパラギン酸とかよくわからないんですが、とにかく美味しいということです。
また隠し味に熟したバナナを練り込んで肉の甘みを最大限に引き出す工夫もしているようです。
隠し味を簡単に教えちゃっても大丈夫なのかとても不安です。

ところで今記事を書いてる時間が18時ごろなんですが、いい加減腹が減ってきました。
なんで工場の片隅で自ら撮った焼鳥いや焼鶏の写真をみて腹鳴らさないといけないんでしょうか。
そう考えるとグルメライターって本当にすごいなと思います。
この状態が毎日ですもんね。

●美味しさの秘訣は、もこ○ちよろしくなアレ!?

話がそれましたが、続いて追加の串です。
焼鶏だんなの串。左からズリ、ささみ、皮
左からズリ110円、ささみ200円、皮110円です。

ささみは適度にレアな状態になっており女性はもちろん僕みたいなおっさんも美味しくいただけました。
他の串も本当に美味しい!
塩を振る焼鶏だんなの店主の福本さん
美味しさの秘訣は、この もこ○ちよろしく な塩の振り方なのかもしれません。
少し掛けすぎな気もしますが安心してください。演出です。

焼鶏だんなの店主の福本さん
ちなみに手前が店主の福本さん。

実はこのお店は学生時代の同級生で営んでいるそうで、店主の福本さんが別の焼き鳥屋で修行した後、いざ「さぁ自分で店やるぞ!」となった時に一人では難しい…となり、写真奥に写っている道山さんを誘ったそうです。

道山さん曰く「あれは拉致だった。」とのことで、しかもその時道山さんはイタリアンのシェフを目指すべく修行に励んでいた最中だったそうです。
いい迷惑です。
本当なら、普段は白いシェフコートとシェフハットを身に着け鍋を振るい、休日にもなると家で愛する奥さんや子供達に自慢のパスタなんかをふるまって

「さぁ今日は自慢のプッタネスカだ!みんな食べてくれ!」
「ヤッター!パパのパスタは最高だ!」
「パパかっこいい!」
「あなた♥素敵よウフッ」

とかってなってたはずが、黒いTシャツに前掛けでメガネで独身ですからね。
まぁメガネは関係ないですけど。
独身かどうかも知りませんが。

ちなみに「プッタネスカ」はイタリア語で「娼婦風」といった意味です。
どんなパスタやねん。
子供になんて説明するのでしょうか?

兎にも角にも、元焼き鳥屋のせがれが忖度なしで美味しい焼鶏だと太鼓判のお店。
同級生どうしで作られたアットホームな雰囲気は初めて訪れたお客様でも暖かく迎えてくれるお店。
「今日のオススメは?」と聞くと鶏肉が載っていないメニューを出してくるお店。
そんな素敵なお店で今夜は一杯いかがでしょう。

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