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世界中を見た外国人フォトグラファーが選ぶ大阪市外必見、7つの観光スポット
はじめまして!世界中を駆けまわっているフォトグラファー Robertです。世界を見ている私だから言えるんですが、大阪という都市は「本当に面白い」ですよ。知れば知るほど奥深さが出てきて、想像以上に見どころが満載なのが大阪のすごいところです。
大阪は日本の47都道府県の中で2番目に小さいんですよね。今回、私が紹介するのが、大阪市の境界を越えていく特別な観光スポット Rober‘sトップ7!
さあ、レンタカーを借りるでもいいし、鉄道やバスなどで行くのも楽しい。何度も大阪訪問して出会った、素晴らしい7つの観光スポットです。
Please go!1 大平和祈念塔
この塔を見たとき、なんてシュールなのだろうって感動しました。私にとっては場所も、建った時代も、その理由もシュールです。…でも、このような塔や建物がある場所に私たちが住んでいたらいいのにとも思いますね。
日本にはとても素晴らしい建築物がありますが、この塔は約50年の歴史があるにもかかわらず、あまり注目されていないようです。大正時代に立教された神道系の宗教団体のシンボル的な施設ですが、塔自体の見た目はワクワクするようにノスタルジックではないでしょうか。正式名は『大平和祈念塔』ですが、通称は「PLの塔」と言うそうです。
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どうやら設計者はパブロ・ピカソに塔の設計を依頼したようですが、建築的に達成するのが難しいと考えられたため断念したとか。最終的には、ワイヤーフレームにコンクリートを吹き付ける方法であるショットクリートを使用し、40,000人の労働者によって作られました。
毎年8月1日には、世界最大と称賛されたこともある花火大会が大阪府南部の富田林市で開催されるようです。この塔と花火を想像するだけでもすごい景色ですよね。
富田林市の180m上にそびえる大平和祈念塔は、宗教の枠を超えた世界中の戦争による犠牲者に捧げられた慰霊碑だそうです🙏
Please go!2 旧堺燈台
こちらもノスタルジック。『旧堺燈台』は地元の歴史の一部を物語っています。 1877年に建造され、1968年まで堺港周辺の航海の安全に役立ちました。現在は、歴史的な西洋様式である日本最古の木造洋式灯台として、堺市のシンボルとなっています。
白い灯台はペリー来航に伴う開国で、外国船が安全に航海できるよう各地に灯台がつくられた際に建てられました。設計はイギリス人建築家ビグルストンによるもので、その費用は市民からの寄付によって支払われたようです。
昔は灯油ランプが使われ、緑がかった光が海に届いたと言われています。1968年に閉鎖されて以来、国の史跡に指定されています。南海電気鉄道の堺駅から徒歩約15分の場所にあり、標高はわずか11.3メートルですが、その存在感は抜群で、ここから見る夕焼けなどは記憶に残る素晴らしさです。
Please go!3 百舌鳥・古市古墳群
大阪の南西に位置している堺市の通りを歩いていると、堀に囲まれた公園の数が多いことに驚かれるかもしれません。それらがなにであるのかは平地から見てもわからないのですが、それを上空から見ると写真のような巨大な全体像が明らかになります。日本で最も強力な統治者である仁徳天皇らが眠っている世界最大級の墳墓『百舌鳥・古市古墳群』です。
こんな大きなお墓を4世紀後半から6世紀の間に作ったなんで信じられないですよね。国内で「日本のお米」を作る農業が中国と韓国から伝わり拡大したころです。
現在、森のように木々に覆われている最大の墓は、鍵ができる前の時代なのに、なぜ鍵穴の形をしているのでしょうか? これもあくまでも憶測らしいのですが、墓は丸い部分で、残りの四角い部分は、丸い部分に渡るための通り道が四角くなって鍵穴みたいな形になったとのこと。
とても不思議なのですが、それもロマンを感じませんか。百舌鳥古墳グループの49基の墓は、2019年7月6日に世界文化遺産に登録されました。
Please go!4 願昭寺
1番目に紹介した富田林市からもうひとつ、大阪で唯一木造瓦葺の五重塔がある『願正寺』です。境内は、春先に美しい梅の花が咲くということでも有名な寺院です。
近鉄長野線 汐ノ宮駅から東へ徒歩約15分なのですが、看板を見て坂道を登っていくのがなかなか急です。辿り着くと、道幅が狭かった坂道と対照的に高さ37メートル(アメリカ人なら120フィート以上)の五重塔が見事にそびえており、開放的な広い境内が待っています。
寺院から少し山を上ると鳥居の小道があり、西(関西国際空港に向かって)と北(大阪市の中心に向かって)を見下ろす展望台に辿り着きます。そこから、小さな山頂の神社に通じているのも神秘を感じて、見どころ満載でした。
Please go!5 竹林(万博記念公園内)
竹林と言えば、京都ですが大阪にも『竹林』があるんです!吹田市にある万博記念公園内にある森は、1970年3月15日から9月13日まで開催された日本万国博覧会(大阪万博、EXPO’70)の跡地に、いくつかのセクションで広がったとされています。
約98ヘクタールの芝生と森が一般に公開されており、日本の最高の造園技術で建てられ、47万本以上の木となかなかの森林です。写真はその中の日本庭園中世地区にある「竹林の小径」です。日本の良き風景を再現しているようで、手入れされた竹林の静けさの中で、せせらぎの音がどことなく聞こえてきて、静寂ならではの美しさを感じることができます。
オマケとして、万博記念公園内にある「日本民藝館」では、国内外の陶磁器や染め物が展示されていて、「国立民族学博物館」には、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなどの展示セクションがあり、日本だけでなく世界を感じられて、ユニークなんですよね。
Please go!6 岸和田城
お城マニアは知っていると思いますが、発掘調査によると15世紀後半に建てられた大阪であまり知られていないお城をぜひ、身近でご覧になってほしい。それが大阪の関空方面の南に位置する岸和田市にある岸和田城です。岸和田市の武士街に位置しており、古城と町との関わりを実感できるのも風情があってお勧めです🏯
天守閣は展望台など岸和田市が一望できるところを押さえて、1597年に小出秀政によって建てられた5階建ての天守閣をチェックしてください。城主たちはこの城をずっと維持してきて、それが現在まであることに驚きます。中央の天守閣は1827年に落雷で破壊されてしまったようですが、1954年に再建され、壁や外壁もすべて残っています。
Please go!7 ソラード(森の空中観察路・万博記念公園内)
万博記念公園から2つ目としてぜひ、紹介したいのが『ソラード(森の空中観察路)』です。まずは空の道ということでネーミングが「そら・ロード」の略らしいです。空中遊歩道ということで、幅約1.2メートル、延長約300メートル、そして高さが3~10メートルで先の展望台は約19メートルの高さの木製回廊は、歩いていると通常でしたら天上を見上げる景色が目の高さで左右に広がっているため、鳥の鳴き声を聞くと、仲間になった気分がするほど自然に溶け込むことができます。
写真は空中写真なんですが、見てください!この緑が、どれだけ素晴らしい景色かを語っているでしょう🌳
大阪市外の7つのスポット。皆さんは知っていましたか?大阪市内だけでも街自体に大きなパワーを持つ大阪ですが、それ以外もとても魅力的なところがあります。
今は社会状況が落ち着かないですが、必ず大阪を訪れるチャンスが来ます。それまでにぜひ、大阪旅行を夢見て、そんなに遠くない未来に皆さまが訪れることを願っています。
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