Supporter
世界最大規模のプラネタリウムも! 大阪市立科学館は親子でもデートでも楽しめる!
大阪メトロ四つ橋線「肥後橋駅」、御堂筋線「淀屋橋駅」などから5~10分ほどの距離にある大阪市立科学館は、中之島エリアにあり、中之島美術館・国立国際美術館に隣接しています。
大阪市民は小学生の時に行ってるので、大人になってからわざわざ足を運ぶことはないかもしれませんが、実はここにあるプラネタリウム、世界でも最大規模のものだって知ってました!?
全館が2022年2月にリニューアルして、きれいになった科学館は親子でもデートでも楽しめる、穴場スポットなんです!
■とにかくデカい、プラネタリウムで満天の星空を
肥後橋駅から、川沿いをてくてく歩いていくと見えてくるのが、「大阪市立科学館」。社会科見学などで、大阪市民は小学生のころに一度は訪れたことがあるはず。
でも、科学館って意外と大人になってからは行かないもの。
昔のイメージのまま、おかたい施設だと思っていませんか?
大阪市立科学館は、なんと世界最大規模のプラネタリウムがあり、
大きさだけでなく、映し出される星空の美しさも一級品!
雨の日のデートや、親子でゆっくり楽しむのにピッタリなのです。
早速行ってみましょう。
到着すると東洋初のロボット「学天即」がお出迎え(芸人さんじゃないよ)。
吹き抜けの天井は開放感があって、
グライダーなんかも展示されている広々ロビー。
チケット売り場は地下にあるので降りていこう!
(事前にネットでチケットとかを買っていくのがお勧めです!)
プラネタリウムは一般600円、展示室が一般400円。
二つ合わせても1000円。
中学生以下はプラネタリウムが300円で、展示室はなんと無料!
利用しやすいぜ!
さらに大阪周遊パスや大阪メトロの一日乗車券を見せれば、
無料になったり割引になったりするので、確認してみると良い!
プラネタリウムは
一般向けのプログラムが2種類、
幼児から小学校低学年のお子さまとその保護者を対象とした「ファミリータイム」
など種類がいろいろあって、
シーンに合わせて選べる様子!
土日曜日、祝日の17:00からは「学芸員スペシャル」と題して、
学芸員さんらによる、お任せ投影が楽しめるんだとか!
さて、
今回は平日のお昼間に一般投影を鑑賞します。
入口に入ると、
ドドーン!
THE・プラネタリウムの機械がお出迎え!
なんとこれ、日本で初めてのプラネタリウム。
カールツァイスII型という機械で、
科学館の前身である日本電気科学館に1937年に導入されたものらしい。
カメラのレンズでもカールツァイスってめちゃめちゃ高いのに、
こんな専用機でレンズもたくさん付いてたら、
いったいいくらするんだろう……
と思って調べてみたら、
大阪市のHPにこんな記述が
「プラネタリウムの価格は
当時小学校2~3校の建設費にあたる46万円にのぼり、
大きな議論が起こったという」
小学校2~3校分っていう表現が微妙に分かりづらいけど、
めっちゃしたんだなということは分かった。
超高級品じゃん!
そんな歴史を楽しみながら、
プラネタリウムのドームへ!
映画館のように傾斜が付いた座席。
リクライニングして、天井を見上げやすくなっています。
なによりも広い。
ドームの直径26.5メートルで、世界第7位の大きさだそう。
ちなみに世界一位は名古屋市科学館の、35m。
デカい。
来館日の星空の解説から、スタートして、
プログラムの本題に入っていきました。
学芸員さんの解説は分かりやすく、
なんかFMラジオ聞いてるような流ちょうさ。
当然、星のあかりだけが場内を照らすので、
かなりの没入度でした。
こんな都会のど真ん中で、
静かにゆっくりと星を鑑賞できるとは……。
ちょっとした休憩にも使えると思うので、
デートやお出掛けの合間にちょっと寄ってみるのもありでは!?
■宇宙カレーや限定メニューも!!
星の夜空を楽しんで、ちょっと小腹がすいたら、
一階ロビーにあるカフェテリアに行ってみましょう!
ふむふむ。
ふむふむふむ。
洋食プレートや、キッズプレートなど、
人を選ばない食べやすいメニューが充実していますね!
さすが宇宙をテーマにした科学館ということで、
「宇宙カレー」なるものもありますね!
頼んでみましょう!
デデン!
星をかたどった、ハッシュドポテトとニンジンがキュート!
ご飯の山に乗った、タコさんウインナーが宇宙人っぽくてかわいい。
ブロッコリーはなんとなく、ロケットをイメージしているのかしら?
これだけかわいいとね、ニンジン嫌いのお子さんでもパクパク食べそう。
カレーは甘口で、子どもが大好きそうな味。
量も結構あって、子どもならお腹いっぱいになりそうです。
店内を見回すと
「火星ハヤシ」などがあって、
プラネタリウムのプログラムなどに合わせて、
限定メニューが登場するようです!!
ちょっとした休憩にピッタリなので、ぜひ使ってみてね!
■実物資料や体験型展示が充実だ!
さて、それでは、展示室に向かいましょう!!
地下一階から一気に4階へ!
降りながら、見学していきます。
このスタイル、海遊館もそうですよね。
まず上がって、そこから降りていく。
他でも一般的なのだろうか。
エレベーターを降りると、
ドン!
太陽が正面に!
プロジェクションマッピングで、実際の観測映像を投影しています。
うねうねうねと表面が動いており、
燃えてる……と実感できます。
4階は天文、物理、科学史関係の展示を中心に行っている様子。
他の惑星のデータがずらり
他の惑星で自分の体重がどれぐらいになるか測れたり、
リンゴの重さを比較できたりと、
体験型の展示が多い。
隕石とか、
万華鏡みたいな、「銀河の缶詰」にも目を奪われます。
バカでかい観測機器も、実際に使用されていた実物が展示されていて、迫力満点。
かつて、
中之島には大阪大学の理学部があったということで、
そこで研究をしていて、ノーベル賞を受賞した
湯川秀樹さんを始めとして、
大阪にゆかりのある科学者たちの展示も充実していました。
大阪出身じゃないので、
こうして、
大阪と科学のつながりを知れるのはとっても楽しいですね。
湯川秀樹って京大のイメージが強かったので、
大阪でも研究してたんですね~。
さらに4階を進んでいくと、
なんか力学?とか物理系の展示が増えてきました。
アインシュタインと原始人がベンチに並んで座る、少しシュールな光景も見れる。
荒ぶる振り子や
(写真では絶対に伝わらない奇怪な動きがスーパークール)
バッチバチの放電を自分で起こせるなど、
体験の楽しさが加速。
おじさんでも楽しいのだから、
子どもなら絶対にもっとはしゃぐはず。
カップルで来ている人たちも
楽しそうに力比べとかしていたので、
科学館、全年齢向けですね。
きれいな鉱石が展示されていたり
風でボールを浮かしたり、
電磁石で地球をプカーと浮かしたり、
不思議だ
科学ってスゲーってなること間違いなし。
あ、BUMP OF CHICKENだ!
とか思ったけど、
あれも星空を見る歌だった。
■まとめ!遊んでいたらあっという間に時間が過ぎる科学館
大きなボールマシンから目が離せなくなっているといつの間にか、
結構な時間が……。
科学館というと解説のキャプションばっかりで、
つまらないのかなぁと思いがちかもしれませんが、
大阪市立科学館は全くそんなことなかった!
見ていて楽しい、触ってみて動きがある、
そんな展示ばっかりで、
遊具で遊んでいたら、
なんか不思議なことが起こるみたいな感覚。
横に詳しく解説はあるのだけど、
読まなくても楽しめるし、
読むとさらに楽しいという充実の展示内容でした。
他にも、人工香料と自然香料をかげたり、
ポンプで水を汲み上げたりと、
五感と全身を使って遊べました。
子どもだけじゃなく、
友達同士、恋人同士で来ても
キャッキャとはしゃげること間違いなし。
デカくてきれいなプラネタリウムもあるし、
中之島まで来たら、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!
こちらもおすすめ
Supporter
掲載内容は配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
マップ上の表記はMap Tilerの仕様に準拠します。実際の地名とマップ上の表記が違う場合があります。