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かつてはギネス記録も! 北摂の大阪6市を結ぶ大阪モノレール 4つのここがすごい!
モノレールとして、営業キロ数は日本一!大阪空港と門真を結ぶ大阪モノレールにはお楽しみがいっぱい。
ちょっと先だけど、2029年には東大阪まで行けるようになる大阪モノレールのすごいとこ4つをご紹介☆
■ココがすごい!(1)営業キロ世界最長の過去
大阪府豊中市にある大阪空港駅から東へ、門真市にある門真市駅までの21.2㎞におよぶ本線、吹田市の万博記念公園駅から北へ、茨木市の彩都西駅が終点となる6.8㎞の彩都線の2路線がある大阪モノレール。
「空港へ行くのに乗ったことがある」という人が一番多いかもしれませんね。
空港って郊外にあるイメージですが、大阪モノレールに乗れば大阪市内から最短で30分程度で到着。
料金も阪急と合わせて430円と良心的。さすが、空港アクセスのために設けられただけあります。
そんな大阪モノレールは1990年に開業。
本線の全線が開通すると1998年にはモノレールで世界最長の営業キロを誇るとして、ギネス世界記録に認定されました。
その後、中国に1位の座を譲ってしまうことになりますが、日本国内では今でも最長の営業キロ数となっています。
■ココがすごい!(2)車窓からの絶景
モノレールって、空港へ行くとき、すなわち飛行機に乗る旅行前に乗ることが多かったため、沿線に住み日常的に乗るようになった今でもどこかワクワクしてしまうのは私だけでしょうか?
でも、そのワクワクのワケは、車窓からの景色にあるのではないかと思っています。
地上からレールまでの高さが15m以上あるため、常に高い位置を走ることになり、蛍池駅から千里中央駅間では、お天気のいい日には南側に都心のビル群を望むことができます。
そんなこともあって、大阪モノレールでは企画列車も時々運行。
2022年12月には、沿線ゆかりのオリジナルワインを飲みながら食事ができる夜景列車が走りました。
モノレールに乗ったら、手元のスマホに夢中にならず、車窓からの景色をぜひ楽しんでください!
■ココがすごい!(3)駅構内にミュージアムやライブラリー
大阪モノレール、改札を入ると、乗降口までの距離が長いことはさておき、一般的な私鉄駅よりも空間がゆったりとしている駅が多いのです。
万博記念公園駅は、定期的にイベントが行われていて改札内でライブができるほどのスペースがあるんです。
▲「万博記念公園駅」で開催されたJAZZライブ
▲まるでカフェのような彩都西駅の休憩スペース
そこまでのスペースがなくても、各駅の自動販売機の横には、ちょっとした休憩スペースがあったりモノレール文庫があったり。
そう、各駅には「図書館」ともいうべき本棚が設置されています。
手続きなどは不要で、誰でも自由に利用できるモノレール文庫は、列車待ちや車内で読むのに利用したり、家に持ち帰ったりすることもできるのです。
どの駅でも返却することができるので、乗車中に楽しんで降車駅で返却、お出かけの行きに借りて帰りに返す、帰りに借りて翌日返すなど、色んな楽しみ方ができます!
さらには、大阪府で開催された美術コンクールで大阪府20世紀美術コレクションに選ばれた作品を「モノレール美術館」として展示。
こちらは、展示のない駅もありますが、駅を訪れた際は探してみてください。
▲こちらは万博記念公園駅にある車両のオブジェ
■ココがすごい!(4)沿線の魅力
大阪人の大阪モノレールに対するイメージというと「運賃が高い」が、ひとつあると思います。
確かに、運賃の高さは否めないのですが、目的を持ったお出かけや沿線巡りには、お得な乗車券を利用しましょう。
ニフレルや万博記念公園への入場料がセットになった乗車券や1dayチケットを利用すると、乗り降り自由で楽しめます。
沿線は阪急電鉄との乗換駅が多数あり、OsakaMetro御堂筋線の延長となる北大阪急行とつながる千里中央駅、同じくOsakaMetro谷町線とつながる大日駅など、色んなところからのアクセスが可能です。
空港のある大阪空港駅、広大な公園が広がり、EXPOCITYもある万博記念公園駅、ヤノベケンジさんの作品が堂々と立つ南茨木駅、大きなショッピングモールのある大日駅・・などなど、魅力あるスポットが沿線には点在します。
大阪モノレールに乗って、大阪の“風”を感じてみてください。
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