Osaka Bob FAMILY
「水都大阪かるた」が完成!水辺の魅力を楽しみながら学べるツールです
まいど!Osakaボブです!!
今回は水都大阪コンソーシアムさんから「完成しました~」と連絡をいただいた「水都大阪かるた」を紹介します。
水都大阪は、食い倒れの街、商売の街、お笑いの街に並ぶ、大阪を表現する言葉
さて、皆さんは「水都大阪」という言葉を知ってる?
大阪は「食い倒れの街」「商売の街」「お笑いの街」なんて言われるけど、実は「水の都」という側面もあるんよ。というのも、古くから大阪は水運を活用して発展してきた歴史があり、特に江戸時代には多くの堀と橋がつくられ「なにわ八百八橋」とも言われたんや。
今でも淀屋橋、日本橋、土佐堀、道頓堀など、橋や堀がつく地名がたくさん残っているね。
また、都心部の地図を見ると、川がロの字に流れているのが分かるよ。これって世界でも珍しいんやって!
そんな水辺との距離が近い大阪の魅力を高めるために結成されたのが、水都大阪コンソーシアムさん。そして、水都大阪の魅力を知ってもらう取り組みの一環として作ったのが、今回の「水都大阪かるた」なんや!
水都にまつわる祭事や歴史、そして今が描かれたかるた
それじゃあ「水都大阪かるた」について紹介するね。
まずは「かるた」なので、当然「読札」と「絵札」の2つがある。読札には天神祭りや川や橋、歴史の出来事が登場。絵札では大阪城や天保山、八軒家浜など大阪を代表する水辺の風景を使いながら、読札の内容を表現しているよ。
水都大阪コンソーシアムは、水から生まれた大阪の成り立ちと変遷、そして未来につむぐ今を、時代に沿ってまとめた「水都大阪の教科書」を2023年に発行したんやけど、今回の「水都大阪かるた」はその入門編という位置づけ。かるた遊びをきっかけに、水都大阪について楽しく学ぶツールになっているよ。
かるたは非売品。水辺のイベントなどで活用する予定
もう少し詳しく、かるたを見てみよう。
絵札はきれいな配色とシンプルな線で描かれているよ。子どもでも内容が分かりやすいし、これって外国の人も興味を持つんじゃないかなー。ちなみに、ボクのお気に入りはこちら。
「大川に 天を満たして 天の川伝説」。
これは7月7日の七夕に、天満橋から天神橋周辺で開催されているイベント「OSAKA天の川伝説」の風景をかるたにしてるんよ。
この日は願いを込めた“いのり星Ⓡ」が大川に放流され、キラキラ光る天の川が地上に創り出されるんや。
すんごく綺麗やから、七夕の夜に大阪にいる人は必見やで!
公式サイトはこちらね。
https://osaka-amanogawa.com/index.html
それともう1枚のお気に入りがこちら。
「淀屋が架けた淀屋橋 心斎架けた心斎橋」。
江戸時代につくられた大阪の堀や橋には、江戸幕府や大名ではなく、町民が力を合わせて造ったものがたくさんあるんや。
その代表格が淀屋橋や心斎橋(あと道頓堀も有名)。「お上がやってくれへんのやったら、わしらでやったるでー」という、大阪人らしい独立性が感じられる1枚やなーってボクは思った。
さて、この「水都大阪かるた」は、近隣の小学校や川沿いの施設に配布し、水辺のイベントプログラムとして活用されていく予定。残念ながら今のところ非売品やけど、いつか販売してほしいなー。
というところで、今回のお話はこれにて終了。
水都大阪コンソーシアムのHPでは、川や運河沿いの観光イベントも紹介しているから、ぜひそちらもチェックしてね!
https://www.suito-osaka.jp/tourism/index.php
発 行:水都大阪コンソ―シアム
監 修:橋爪紳也(大阪公立大学研究推進機構特別教授 工学博士/水都大阪コンソーシアム委員)
嘉名光市(大阪公立大学大学院工学研究科教授 工学博士/水都大阪コンソーシアム委員)
企画・編集・制作:株式会社 ワイキューブ・ラボ
デザイン:株式会社 サトウデザイン
イラスト:日比野尚子
発行部数:1,000 部
※「水都大阪かるた」のデータ版は水都大阪ホームページに掲載しています。
https://www.suito-osaka.jp/pdf/suitoosaka-karuta.pdf
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掲載内容は配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
マップ上の表記はMap Tilerの仕様に準拠します。実際の地名とマップ上の表記が違う場合があります。